世の中には子育てに成功した人もいるだろうが
こちらは、なにか首尾よくいかなかったときなど
この年になっても親としては後悔することがある。
子どもの個性を大事にしたいと思って子育てしていても
なかなか三人三様でその対応には苦慮していたように思う。
(そもそも自分の思うようにはいかないものだから。)
そんなときの味方はこれ、
だったかな。
『フレデリック ちょっと かわった のねずみの はなし』
レオ=レオ二 訳:谷川俊太郎
1969年版
(ブッカーをかけていましたが
経年劣化でシミもあり汚くなりました・・・。)
きょうの夕方の三日月
ふゆがちかくなって
4匹ののねずみたちはせっせせっせと、はたらいていたのに
フレデリックだけは、はたらかない。
”「フレデリック、どうして きみは はたらかないの?」
みんなは きいた。
「こう みえたって、はたらいてるよ。」とフレデリック。”
するとフレデリックは
「おひさまのひかり」や
「いろ」をあつめているんだと。
そしてまた、みんなが少し腹を立ててたずねても
「ことばをあつめてるんだ」と。
そうこうしているうちにふゆがきて
ゆきがふりはじめ・・・。
最初は食べ物もあり、
たのしかったおこもり生活も
だんだん食べ物もなくなり、
凍えそうになってくると
”「きみが あつめた ものは、いったい
どう なったんだい、フレデリック」”
と問うのです。
さあ、そこでフレデリックの独壇場となるわけなのですが
これから先は、読んでおたのしみということで~
(今年のボジョレーヌーボー)
途中から集め始めて
これまでのヌーボーの
コルク栓を並べてみました。