いや~面白かったです。
長編でしたが
緩みがなく毎回見逃せないものでした。
毎日一話ずつ更新で、
きょう最終回でした。
高句麗建国の物語で
古朝鮮の領土回復と流民救済のため
漢と戦う話。
(流民とは漢に征服された部族で
奴隷のように酷使されて、逃げ出した民)
戦いには、そういう信念も大切な要素だが
やはり武器の性能を高めることが一番だな。
鉄鉱石の採掘村を制圧して手に入れ
鋼鉄剣と鋼鉄鎧の開発をして
互角またはそれ以上の戦闘武器をもたないと
勝てない。
それから当時の塩
貨幣代わりにもなったようで
それはそれは大事なものだったんですね。
朝鮮の王の象徴としてでてくる三足烏
これは、日本の和歌山にある熊野那智大社で見た
三本足の八咫烏と起源は同じなのかな?
扶余のクムワ王役の
チョン・グァンリョルの声もステキだったが
声を出して笑う笑い方が気に入った。
この俳優さんは「ペク・ドンス」でも
剣の達人で出ていた。
味があって、人間性が滲みでているような役者さんだった。
時代劇の戦い場面は、
鎧を着て、
剣を握りながら馬に乗り、
走らせた馬上から矢を射り
斬り合ったり
体力的に大変だったろうなと思う。
回数も多いし。
チュモン役のソン・イルグク
ソソノ役のハン・へジン
こういう美男美女は鎧に身を固めると
凛々しく華があった。
ハン・へジンは、
「がんばれクムスン」にも主役で出ているが
まるっきり雰囲気が違っていて、
流石に役者さんでした。
戦闘服姿はカッコよかったし、元気がいいんだろうな。
他にも韓国ドラマを観ているけれど
喜怒哀楽のツボも文化も似ている。
(オーバーなところは辟易ものだが)
例の現金化の話はどうなるのだろうか。
「徴用工」は、強制ではないと証言する韓国人もいるし
年金記録もあったりするわけだけど
そうでなくても
1965年の日韓合意は重いだろう。
悪い夢は、じゅもんを唱えて
ゆめくい小人に
食べてもらいましょうか。
『ゆめくい小人』ミヒャエル・エンデ著
アンネゲルト・フックスフーバー画
佐藤真理子訳 1988年版 偕成社
『モモ』では<時間>の収奪の話でしたが
こういう現代的な病の<睡眠>を扱うところが
やはりミヒャエル・エンデですね。