<ストーリー> eiga.comより抜粋
「アメリ」「ロング・エンゲージメント」のジャン=ピエール・ジュネによるブラック・コメディ。発砲事件に巻き込まれたバジルは、頭の中に銃弾が残ったまま、家も仕事も失ってしまう。ある日、バジルは彼の頭の中の銃弾を作った会社を偶然にも見つける。するとその向かいには、父親の命を奪った地雷を作った会社があった。宿命を感じたバジルは、それらの兵器製造会社に制裁を下すことにする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/7b/a96636fbb6494b542c89ae00515109c1.jpg)
こういうジュネワールド全開の作品を観たかったんだよ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
前作の『ロング・エンゲージメント』はジュネらしさがあまりなく、フツーの映画になっていてちょっと残念でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
今回は、予告でも期待した通りの、へんな映画で大満足でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
“ミックマック”は“いたずら”のことだそうで、タイトル通りいろいろないたずらが随所に出てきてます。(ここらへん『アメリ』と通じるかも)
これまた個性のある人々が出ていますが、「あれ?どこかで見たぞ。このじーちゃん」と思ってたら『ダ・ヴィンチ・コード』の美術館の館長でした。
ジュネの映画に出ると、なぜかヘンな人に見えるのが不思議です。
(そーいえば、同じく『ダ・ヴィンチ・コード』のオドレイ・トトゥもジュネの『アメリ』に出てましたね)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/90/9132034928c3280956fe74ee99fb6b35.jpg)
映画の中に一瞬だけですが、『デリカテッセン』のあの二人が登場します。『デリカテッセン』を知らなくても問題ないけれど、知ってたらあのシーンはきっと おっ と思うはず。
サービスかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
いたずらと言っても、やけにアナクロないたずらで、観ているこちらも楽しくなります。
思えば、ジュネの作品はガラクタが似合うなぁ。でもそのガラクタが、妙に魅力的に見えてくるのが不思議(笑)
くどいけれど、とってもへんな映画なので、好き嫌いはありそう。
でもかつてのジュネ&キャロ作品が好きな人には、きっと気に入ってもらえるはず
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0204.gif)
『アメリ』で、あの雰囲気が好きだと感じた人も、ぜひ挑戦してみてください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_left.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/a5/5795a7cd579863bac9870348b7c1a1b4.jpg)
ところで、エンドクレジットの中にロバート・デ・ニーロの名前を見つけたんだけど、いったいなにでこの作品に関わっていたのかはわかりませんでした。
なんだったんだろう…
原題:Micmacs A Tire-larigot
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
製作:ジャン=ピエール・ジュネ、フレデリック・ブリオン、ジル・ルグラン
脚本:ジャン=ピエール・ジュネ、ギョーム・ローラン
撮影:永田鉄男
美術:アリーヌ・ボネト
編集:エルベ・シュネイド
製作国:2009年フランス映画
上映時間:104分
<キャスト>
ダニー・ブーン
アンドレ・デュソリエ
ニコラ・マリエ
ジャン=ピエール・マリエール
ヨランド・モロー
ジュリー・フェリエ
オマール・シー
ドミニク・ピノン
ミシェル・クレマ
マリー=ジュリー・ボー
おまけ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/20/d221050d6d8711f8b1d161ebbccf3409.jpg)
先着でピンバッチプレゼントがありました。上映2日目だけどもらえました。
…観客、そんなに入ってないのか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)