映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

終着駅 トルストイ最後の旅

2010年11月29日 | 映画
<ストーリー> eiga.comより抜粋


ロシアの文豪トルストイと、世界3大悪妻として知られる妻ソフィアの知られざる生活を描く伝記映画。主演のヘレン・ミレンほか、クリストファー・プラマー、ポール・ジアマッティ、ジェームズ・マカボイら豪華キャストが顔をそろえる。晩年を迎えたトルストイは突然、爵位や財産を捨て、菜食主義の独り身になると宣言する。献身的な妻として50年近くトルストイに寄り添ってきたソフィア伯爵夫人はこれに驚がくし、憤慨(ふんがい)。ソフィアは夫を崇拝するワレンチンを利用し、トルストイを引き止めようとする。そして、自分を取り巻く環境や陰謀にうんざりしたトルストイは、82歳にして家出をしてしまう。





ハリウッド俳優にサンタクロースをやってもらうとしたら、誰がピッタリかというと、やっぱりリチャード・アッテンボローが一番でしょうか(実際サンタ役もあったし)

けれど、今日この映画を観て、クリストファー・プラマーの立派なお髭を見たら彼もなかなかいけるんじゃないかと思いました

いえこんな話どーでもいいですね





この映画では、彼の最晩年の生活を描いています。

世界三大悪妻に名を連ねるソフィアの行動は、罵倒したり、ワガママを言ったりで、傍から見る迷惑そのものなのですが、それでもトルストイに対する愛情がしっかり伝わってきて、夫婦ってこんなものじゃないのかなぁと思ってしまうのです。

トルストイも妻の行動に半ば憤慨したり、呆れたりしながらも、時たまにじゃれあってる無邪気な二人を見ると、深い愛情を感じるのです。




トルストイを敬愛する青年をジェームズ・マカボイが演じていますが、彼の素朴な感じがとてもよく表れていました。


ところで、いまや『Dr.パルナサスの鏡』のクリストファー・プラマーと紹介される彼ですが、
「この人の映画で、他にもっと知ってる映画絶対あったはずだよね」と、むーちゃんに尋ねたところ「そーかなぁ?」と言われたので早速調べたところ…


「ほらぁ、あるじゃん『サウンド・オブ・ミュージック』」とむーちゃんに知らせると

「それのなんの役?」と訊く始末


「お父さん(トラップ大佐)やん





あの厳格な大佐が現在、まさかこんなサンタクロースになってるとは思いもしなかったむーちゃんでした。


原題:The Last Station
監督・脚本:マイケル・ホフマン
製作:クリス・カーリング、イェンス・モイラー、ボニー・アーノルド
原作:ジェイ・パリニ
撮影:ゼバスティアン・エドシュミット
音楽:セルゲイ・イェチェンコ
製作国:2009年ドイツ、ロシア、イギリス映画
上映時間:112分


<キャスト>

ヘレン・ミレン
クリストファー・プラマー
ジェームズ・マカボイ
ポール・ジアマッティ
アンヌ=マリー・ダフ

コメント (2)
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