国際セミナー:自然といのちの尊さについて考える 報告

2014年02月22日 | 持続可能な社会
 今日は、先週のサングラハの講座に続き、また東京に来ました。

 東洋大学と茨城大学共催のセミナーで、コメンテーターとしての参加で自分の発言時間はごくわずかなのと、手違いでポスターも届かなかったのとで、周りの方やこのブログではあえて広報・お誘いをしなかったのですが、ちょっと後悔しています。

 今回は、若手の研究者ばかりの研究発表で、どれもが持続可能な社会の構築に向けた真摯で質の高いものでした。

 聞いていて、こういう次世代の真摯で優秀な知識人が育っているのなら、日本の未来にも希望がありそうだ、という気がしてきました。

 これまでになく次世代に希望を感じることができたという意味で、予想外に来た甲斐のある集いでした。

 中でも、ウィルバー、特に『万物の理論』(拙訳、トランスビュー)などをしっかりこなした上で、ただ知的理解にとどまらず、アフリカなどでそれを活かす――4象限をカヴァーした本当の持続可能な開発の――ためのフィールドもやっているという若くて優秀な研究者に会えたのは喜びでした。

 長年かかって蒔いてきた種が、ようやく芽を出し実を結び始めているようです。


 さて、再来週の日曜日は高松の集中講座、まだ少人数ですが、真剣に学んでくださる方が集まってきつつあります。

 あきらめることなく、根気強く種蒔きを持続していくつもりです。


万物の理論-ビジネス・政治・科学からスピリチュアリティまで-
クリエーター情報なし
トランスビュー


コメント (6)
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