昔話をしましょう。テーマは思い込みの激しかった人
その①
昔 付き合った、元彼氏は、あの時、ブームになった大江千里が掛けていた、黒縁のめがねが似ていたのを、愛用していました。
本人は自分で似ていると思い込み、年賀状に大江千里にそっくりな、Aよりと書いてあり、ポストから持ってきた妹が見てしまい、「何これ、似てねえよ」と言いました。次のデートの時に、聞いてきたので、あたしはこういいました。「めがねを掛けたら、大江より、なぎら健一に似ていると思うし、めがねを取ったら、池田貴族にそっくり」と言いました。すると、Aは怒り出して、このまま帰ってしまい、それで振られました。今頃はどうしているかは、わかんないけど、同じようなセリフを言ってないよね?でも、はげているのは確かと風の便りで聞きました。
その②
美人で、エキゾチックな知り合いがいました。でも、一つのことだけは、なかったらいい人なんだけど。いつも、男にもてて、自分でも綺麗と自慢していたけど、
ブスだったら、何これと毒ついていたけど。彼女は本当に美人だから、文句なかったです。ある日、あたしの友達グループで、韓国旅行に、行く時 彼女も一緒でした。
2月の寒い時に、わざわざ行きました。寒い国の旅行を終えて、日本の空港に戻り、パスポートを見せて、入国の手続きをしょうとしたら、彼女は何故か手間取っていました。そして、管理室に連れて行かれて、あたしも、追いかけて、係りの人に「日本人で、耳が聞こえない人です」と説明をして、信じてくれなかったので、結局、家に電話をして、近くに住んでいる親戚の人が、来て、説明をしてもらいました。あの時代は「ジャパゆきさん」という、言葉が日本国内に広まっていて、東南アジアから、偽パスポートを使って、出稼ぎに来ていた問題が起きていたときだったから、入国管理のチエックが厳しかったかもね?彼女は、入国管理の担当者に、「フイリピーノですか」と厳しく追求されていました。でも、身分証明を持っていなかったのが悪かったです。パスポートでは、信用されなかったようです。親戚の方が来て、証言してくれて良かったけど、足止めを食らった、あたし達は疲れました。それがきっかけで、彼女は日焼けをやめて美白を目指して頑張っていたけど、地黒だったので、難しかったです。でも、フイリピーノといわれた、一言でショックを受けたのは、可愛そうでした。今は、結婚して幸せに暮らしています。でも、時々会うたびに、こういう思い出話を咲かせます。