聴覚しょうがい者 あろの独り言

生活の中で感じた事を書きます

私の時は

2008年02月09日 | Weblog

スキーを始めたのは、社会人になって友達に誘わ

れて初めて行ったのは赤倉温泉でした。

ウエアだけは安いのを購入して、靴、板はレンタルを

しました。

靴を履いて板をはめて、いざ始めようとしたら転んで、

立ち上がれず、スキーの上手な人に教えてもらいました。

少しは出来るようになると、山の頂上まで行こうと誘わ

れました。リフトに乗るのは簡単でしたが、降りるのは

失敗でした。降りようとして、板がXに交わって、転んで、

リフトのイスを後頭部をぶつけてリフトをストップさせて

しまいました。本当に、ごめんなさい。

頭の上に星がぐるぐる、回ってクラクラしながら立ち上が

って、滑って友達のいるところに集って、滑ろうとしたら、

下が急傾斜になって、凍っていたので怖さのあまり、

別のコースに滑ると言いましてその時、

友達が林道コースなら、安心できるよと教えてもらい

そこへ行こうとしたら、スキーの得意なNさんに、こう言われました。 

Nさん「林道コースはね、冬眠している熊が寝ぼけて

    いる  がうろついていると スキーパトロール

    の人に注意されたから、危ないよ。

    滑れるコースはここしかないよ」

 

熊に食べられたくない、襲われたくない私はそれを信じ

て、一つしかないコースを滑りました。皆はサーッと楽々

に滑って、私は必死になって転びながら、ふもとまで滑

って、コツがつかめて、うまく滑れるようになりました。

 その夜、宿で食事をしている時、

Nさんがこういいました。  

「林道コースに寝ぼけた熊が、うろついている話は 

 嘘だったよ ごめんな」

私は嘘に騙されていたんです。2月の寒い日は冬眠から覚めているはずが、なかったですね