獲物はバッグ「エビ女」、後ろ向きで近づき盗み16件
子どもと遊んでいる母親のバッグに後ろ向きに近づき、
財布を盗もうとしたとして、新潟東署が
新潟市中央区天神尾、主婦工藤奈緒被告(34)を窃盗未遂容疑で現行犯逮捕(起訴済み)していたことが分かった。
「子どもを遊ばせるついでに80件くらいやった」と供述しており、同署は7~11月、市内の商業施設や公園などで16件、現金約20万円を盗んでいたとして近く窃盗容疑で追送検する方針。
発表によると、工藤被告は11月7日、同市中央区の商業施設のちびっこ広場で、市内の女性がイスに置いたバッグから財布を盗もうとした疑い。
工藤被告は「自分の自由に使える金が欲しかった」と供述している。 捜査関係者によると、工藤被告は、子どもと遊んでいる母親が手荷物に無防備なことに着目。
6月頃から自分の子どもを連れ、母親の視界に入らない位置から後退してバッグに近づき、後ろ手に財布などを物色していたという。
同じ施設で被害が相次ぎ、捜査員は防犯カメラを分析し、
エビのように後進する姿から「エビ女」と呼んで警戒していた。 (2008年12月4日14時57分 読売新聞)
バッグは手提げよりも、ショルダーがいいでしょうね。
肌身を離さずというのが一番、大事です。
盗んだ人は自分の子供を同行して、怪しまれないように
していたかもしれませんが、母親として最低のことを
したのです。子供が大きくなって、自分の母が
窃盗をしたと分かってしまう時が来たら、どうなるでしょう。
でも盗んだ金で、自分の欲しいものを買っていたでしょう。
捜査員がエビ女と名づけて、ブラックユーモアです。