聴覚しょうがい者 あろの独り言

生活の中で感じた事を書きます

信じられない

2008年12月20日 | 学校のこと
今日は休日なので、子供はいつもと違って、くつろいだ気分のおかげで
私に学校のことを話してくれました。

その一言が信じられない。いや信じたくないと言うのが本音です。
同級生同士の噂です。

噂だから間違いであると思いたい。

担任の先生が生徒の好き嫌いがあると聞いたという話です。
それはないでしょう。

まさかと言うのが気持ちです。
でも先生本人には聞けませんね。

私の高校の時の先生がいまして、生徒の好き嫌いが顔と態度に
出るような先生だったのをいつも見ていましたので
その噂にも気になります。

あの人は昔、私に話してくれました。
中学の時、担任の先生に、いじめられて苦しんで
親が心配して、何回も学校へ足を運んで、解決できず
あの人は叔母夫婦の家に預けられて、学校も転校しました。
本当は故郷に、このまま住んでいたかったけど
心を残して、叔母夫婦の家に預けられて、
可愛がられて、転校先の学校も楽しく通い、
そこで高校、大学に進学しました。

その時、叔母の夫がこういったのです。
「先生にいじめられて辛い思いをした、ぶん 他人の苦しみを理解して
 自分も同じような人間にならない」

その言葉を大事に生きて、自分の経験を他の子供に同じように
させたくないという、意思もあり教師を目指していたのです。
自分が教師になったら、例え、どんな家庭環境であっても
どんなにか、可愛げのない子供であっても
いじめまいといつも、話していました。

あの人は、担任の先生にいじめられた理由が分からないと言いましたが
トラウマを抱えて、苦しんでいました。
そのときに世の中を絶望していた、私の苦しみを分かってくれて、
寄り添ってくれたのです。

だから、教師は子供という、不完全な人を相手にするのも
大変ですが、好き嫌いを態度に出て欲しくないし
他の生徒、保護者には口外してもらいたくないです。