聴覚しょうがい者 あろの独り言

生活の中で感じた事を書きます

夏になると思い出す

2009年07月01日 | Weblog
今日から学校のプールが始まり、子供は面倒くさいと言いながら登校しました。

プールといえば思い出すことがあります。
昔、仲良しだった友達の事ですが、プールでおぼれていました。
周りの人は冗談と思ったけど、いつまでも水の中で、もがいており
その時 初めて、おかしいと感じて体を引っ張りあげると
本人は「あれっ、足が付くんだった?」水深が深くないと気が付きました。
本人の視点ではプールの底がなく、底なし沼に見えたそう。
それを聞いて、私達は大笑いをしてしまったけど、本人は怖かったのです。
浮き輪をくっつけて、離さないでプールの中をただ、漂っていました。
そのありざまがクラゲのようでした。


プールの事がお父さんの耳に入り、スパルタ教育というか、おぼれないようにと
水泳を教えていたそう。

その人のお父さんの仕事は海猿だったのです。
だから泳ぎは何でも、できていました。
クロール、平泳ぎ、バタフライが上手で先生よりも上でした。


でも仕事の事もあり、毎日 教えられないので強制的にスイミングスクールに
通わせられて、初心者コースに入りました。
そのお蔭で、おぼれる事がなくなったそう。