THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

怒りと哀しみの解放

2009-06-08 22:28:56 | セッション記録
怒りの真実は深い哀しみである

このことを理解したのは私が小学校6年生の時だった

ぶたれている妹の泣き声にたまらなくなって
救おうとして、意見を言ったら
口応えをするなと今後は私をぶちはじめた

私の腿は真っ赤に腫れあがっていた

妹が殴られるのを止めることができたが、私の心は強い怒りでいっぱいだった
「間違えているのはそっちだ!
なのになぜ私は殴られなければならないんだろう?」
私の目からは悔しさの涙を止めることができなかった

大人の矛盾を見てみないふりするしか生きる術がなかった養父母との
幼少の記憶が蘇ってくる

誰からも愛されない
そんな哀しみが私に襲いかかった

私はいつのまにか眠りについていた
そしてそれは眠りではなく白昼夢のような感覚だった

私の意識ははっきりしていて、自分を見ることができる

私の体は布団にあって、その魂は男性のようだった
そして体を抜けた私は寝ている自分の肉体を下に見ながら
螺旋を描きながら上がっていった

私の肉体は男性でお坊さんのような姿だった
そして周りには沢山の弟子らしき存在が私の死を看取っていた

私の魂は静けさと安らぎに満たされていった

私は生きているすべての人の心にタッチできる
そしてそれが痛いほど伝わってくる

でもそれを超えたところで深い至福に包まれていた

そして目が覚めた瞬間はっきりと悟った
これは前世の私の人生であり、今回の人生の私の死に様なのだと・・・

私が今怒りや哀しみを感じているのは、自分が選択したことだった

人生のすべての人間体験を経験しながら、すべてのものと共に生きるということを選択したのだ

私が私の哀しみを癒すように・・・
私が私の魂にタッチできるように・・・

すべての存在が私そのものだった

小学校6年生で私は自分の生き方と死に様を見た
そしてその頃の思いが今再び蘇ってきた

6月6日
私は彼と3人である人に会っていた
相手ははスピリチュアルを知らない
相手が持ってきた話は私達のためを思ったとてもよい話だった
相手は私の目を見ずに、横を向いて彼と話しを進めていった
私は相手を尊敬していた


仕事の話しはお互いに有意義なものが作られるはずだった

相手は私を怖がっているようだった
恐れは相手を受け入れないという行為を生み出す
まさに相手は私を受け入れるのを恐れていた

私の父が私の目を見なかった情景と重なっていった
相手は私のためを思って持ってきてくれた話を私達は断った

相手に父を重ねてみていた

相手の強さと行動力は半端なものではなかった

一緒に戦える力を持つ人に出会うと私の中から戦士の力が目覚める
ある位置に自分が立つと、時として人生が面白くなくなってしまうことがある
彼の出現は私の戦士の力を呼び起こした

ずっとライバルを待っていたかのように・・・
私は彼が現れるのを待っていたのだ

できる人間に出会うと自分のその部分が刺激される
そして相手に強くあってほしいという期待が強くなる
一緒にダンスを踊っていたいからだ

戦いという人生のダンス

それを彼とは何千年もかけてやってきた

彼の存在は私に強さを与えた

人生には色々な出会いがある

そしてやっと出会った相手に過去生で戦った絆を感じていた
過去生の彼に恋をしたのだ

それは男と男の友情のようなものだった

相手に勝つことが目的じゃない
共に力を蘇らせることができる相手
だからこそ彼に強くあってほしかった

私の目を見ない彼に私は強い哀しみと怒りが出てきた

商談の後、私は言った
「腑に落ちないな」

私が彼に対する態度は最悪だった
相手の弱さを絶対に受け入れない態度で
責めていた
過去生で強かった彼を今生で求めていた

それは私の深いところからの願いのようなものだった
「強くあってほしい」

私は人前では滅多に怒りを表さない
そして感情を押し付けることはない
でも彼に関しては違っていた

私は自分が男になっていた
彼のエネルギーを引き出そうとしていた

彼は帰っていった

哀しみと怒りが治まらなかった

なんだか遊び道具をとられたような哀しみと無視されてしまった怒りだった

私は彼が好きだったのかもしれない
男女の好きではなく、人間として・・・

その後百万石行列を見ながら、哀しみの中でオムソバを買った

オムソバを受け取った瞬間、屋台のお兄ちゃんが横の兄ちゃんに向かって言った
「今!すっごい光が来た!」
びっくりしたのと恐れで動揺していた
お化けを見たかのような動揺だった

彼は見える人ではなく普通の人だ
初めての不思議体験なのだろう

私はハッとした
神が自分と共に歩いていることを思い出したからだ

その瞬間時間がなくなった
生命の声・・・マスター・・・イエスの声が降りてきた

「すべてはパーフェクトに訪れる・・・怒ったことも・・・哀しみも
傲慢さを出したことも・・・それを彼は受け取る必要があったのだ
あなたの怒りは彼に力を与えたのだ

あなたがいるところに私はいる

私は常にあなたと共にあり、あなたは私を体現し、私はあなたを体現する

あなたは愛と光をもたらし、私と常に共に歩く
あなたが祈る言葉を私は聞いている
愛と喜びを放射する道具として私をお遣い下さい

その声はいつでもどんな瞬間も存在する
あなたが自分を責めている時も
そして自分に価値を見出せない時も私は常にあなたと共にあるのだ」


そして私は神と繋がった
オムソバのお兄ちゃんを通して奇跡をもたらすことを通して私を癒した
私に哀しみは消えていた

百万石の行列の中でそこにいるすべての人の魂と共に私の魂は歌を歌っていた

まるで空に人間を生きるという人生の音楽が流れていくかのようだった
私達は共に人生という音楽を奏でているのだ

時間が止まったかのような空間の中で、遠くから聞こえる子供達の吹奏楽の笛の音が聞こえていた

私の孤独と怒りは消え去り、私はすべての魂に祝福されているのを感じていた