私は世界中の意識を感じて、共にあちこちを彷徨い
宙に浮いたようにフラフラと歩いて迷宮入りしている人々を見ていた
すべての人に起きている変容は、何が起きているのか理解できる領域を超えてしまっていた
私も又・・・同じように自分でさえも理解できない領域へと入っていくのを感じていた
この変化に対する恐れと抵抗は、様々な人生における歪みを引き起こしていた
ある者は抵抗し、ある者は諦め・・・ある者はただ留まる
様々な人の反応の変化は私にも影響を与えていった
恐れと迷宮の中で掴まるものもなく
グルグルと大きなエネルギーが私を飲み込んでいった
飲み込まれながら私は死の領域に入っていった
死のエネルギーは大きな変容と神の領域に近づく・・・
この領域に入ると静止状態を体験する
すべてがスローモーション、止まったかのように見える
私の魂だけが私の中に息づいていた
吸って・・・吐いて・・・・
私は深く瞑想状態に入っていった
「動かなくていい・・・そのままありのままを見ていなさい
あなたは自分を動かそうとはしてはならない」
呼吸が聞こえなくなる・・・・・・・・・・
気づいたら私は自分の肉体に戻っていた
新月のその日静岡から来られたOさんがセッションの予約をしてきた
Oさんとは長いおつきあいでちょくちょく私を呼んでくれる
彼女がお店に来て私の前に座った時
彼女の中から仏陀が姿を現した
仏陀はただ私を見て、そして私達は一つに繋がっていった
帰り際・・・彼女は最初から用意してあったセッション料の倍のお金を私に渡しこう言った
「これは旦那の分、これが子供の分、3人分です」とニッコリと微笑み行ってしまった
彼女と私はとても深い関係で結ばれていることを私は知っていた
なんとも言えない格好よさ・・・風のように私の前に現れては、風のように去っていく
そしてこの人はいつでも私に力を与え去っていく
仏陀は彼女を通して現れ・・・私を祝福した
仏陀の残り香と風を感じながら、私は内側から出てくる涙を抑えることができなかった
彷徨い続けた空を見つめながら、これまでの間一体私に何が起きたのかを理解しようとしたが
理解はとうとう出来なかった
普通の現実の世界に戻った私は子供達と食事をした
子供達はずっと私の側にいたのに、私は久しぶりに会うような気持ちになっていた
一時子供達と共にこの世界に戻ってきたが
私の中ではまだ、この時空に存在していない自分を感じている
捉えられない領域をあちこち彷徨いながら
私の中では確かなものが芽生えていた
私は大いなるすべての存在と共にある
守られている
これだけは揺らぎないものとして私の魂を振動させていた
「この世界のすべては神の戯れの中にある」・・・・・・・・・・
世界の状態も今の私の変化も空へと溶けていくようだった
どこからかクスクスと笑う声が聞こえていた
そして私自身も空へと消えていった
宙に浮いたようにフラフラと歩いて迷宮入りしている人々を見ていた
すべての人に起きている変容は、何が起きているのか理解できる領域を超えてしまっていた
私も又・・・同じように自分でさえも理解できない領域へと入っていくのを感じていた
この変化に対する恐れと抵抗は、様々な人生における歪みを引き起こしていた
ある者は抵抗し、ある者は諦め・・・ある者はただ留まる
様々な人の反応の変化は私にも影響を与えていった
恐れと迷宮の中で掴まるものもなく
グルグルと大きなエネルギーが私を飲み込んでいった
飲み込まれながら私は死の領域に入っていった
死のエネルギーは大きな変容と神の領域に近づく・・・
この領域に入ると静止状態を体験する
すべてがスローモーション、止まったかのように見える
私の魂だけが私の中に息づいていた
吸って・・・吐いて・・・・
私は深く瞑想状態に入っていった
「動かなくていい・・・そのままありのままを見ていなさい
あなたは自分を動かそうとはしてはならない」
呼吸が聞こえなくなる・・・・・・・・・・
気づいたら私は自分の肉体に戻っていた
新月のその日静岡から来られたOさんがセッションの予約をしてきた
Oさんとは長いおつきあいでちょくちょく私を呼んでくれる
彼女がお店に来て私の前に座った時
彼女の中から仏陀が姿を現した
仏陀はただ私を見て、そして私達は一つに繋がっていった
帰り際・・・彼女は最初から用意してあったセッション料の倍のお金を私に渡しこう言った
「これは旦那の分、これが子供の分、3人分です」とニッコリと微笑み行ってしまった
彼女と私はとても深い関係で結ばれていることを私は知っていた
なんとも言えない格好よさ・・・風のように私の前に現れては、風のように去っていく
そしてこの人はいつでも私に力を与え去っていく
仏陀は彼女を通して現れ・・・私を祝福した
仏陀の残り香と風を感じながら、私は内側から出てくる涙を抑えることができなかった
彷徨い続けた空を見つめながら、これまでの間一体私に何が起きたのかを理解しようとしたが
理解はとうとう出来なかった
普通の現実の世界に戻った私は子供達と食事をした
子供達はずっと私の側にいたのに、私は久しぶりに会うような気持ちになっていた
一時子供達と共にこの世界に戻ってきたが
私の中ではまだ、この時空に存在していない自分を感じている
捉えられない領域をあちこち彷徨いながら
私の中では確かなものが芽生えていた
私は大いなるすべての存在と共にある
守られている
これだけは揺らぎないものとして私の魂を振動させていた
「この世界のすべては神の戯れの中にある」・・・・・・・・・・
世界の状態も今の私の変化も空へと溶けていくようだった
どこからかクスクスと笑う声が聞こえていた
そして私自身も空へと消えていった