2020年、新年明けましておめでとうございます。
昨年は激動の年で、自分の深くを揺さぶり、真の自己を押し出された年でした。
世界は目隠しされたまま、真実は隠されたまま、
何を信じればいいか分からないまま、押し寄せる波に飲み込まれる形で
集合意識は進んできました。
留まることを知らない大いなるエネルギーの波は
凄まじい速さで動くため、未来がどんどん変わってしまうという現象が起き
私達は今までのルートを変更したり、
突然のアクシデントにみまわれるということが起きました。
どういうことかというと、
例えば目標を定めてそこに向かって努力したりしていたのに、
その目標に行きたくなくなってしまったりします。
なぜなら、破壊と創造が次々と起こるため、ゼロに戻りやすくなっているからです。
意識と選択が次々と変更されるという現象で起きてくるのです。
これは時間軸が直線でなくなってきたことを示します。
過去から未来へと流れるという時間の感覚が
シフトしてしまったことを意味します。
肉体は過去から未来という時間を必要としますが
魂の観点からすると、時間はなく、今この瞬間に集約されているので
混乱するのです。
私達の可能性のある未来(パラレルワールド)がいっきに自分に押し寄せてきます。
意識を広げていると、全部をつかんでしまうので
あまりにも多次元すぎる自己に混乱してしまうのです。
それはまるで、武士と自分とインディアンの自分とダンサーだった女性の自分が
同時に「ここに行きたい」と指す方角が違うようなものです。
3つもの自己がこれが私だと主張する訳ですから
頭がおかしくなりますよね?
それに、今まで設定していた自分が武士の方角なら
そこへダンサーは行きたくないと思う訳です。
多次元を上手にとらえ扱えるようになれば
主幹の自己はすべてを統合させ
新しい形で自己を表現していくのです。
予言というのが当たらなくなっているのも、
多次元的になっているからだと思います。
今一瞬、鹿だったあなたは、次の瞬間には鳳凰になります。
こうして現れる瞬間、瞬間に身を置きながら
漂い続ける風のように流れること。
その中で現れる自己の表現をどのように放射するか
ただそれだけなのです。
私達は長い間、目標に向かっていかなければならない。
そして意思を持ち、何かを達成することだと教えられてきました。
新しい世界は、何の制約もない世界です。
あなたがこの瞬間で感じること
この瞬間を生きること
それ以外何も必要ではないのです。
本当の意味で、私達がみている世界は幻想だということに
どんどん気づいていきます。
2020年・・・夜は明け、新しい世界の幕開けです。