THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

おいなりさん 閉ざされた謎 ①

2021-05-21 09:20:04 | スピリチュアル

 

私達は生きていく中で、タブーと呼ばれる話がたくさんあって、真実を知らないまま植え付けられた概念を持ち続けている

 

日本の建国や坂本竜馬の話、天皇、そして今回お伝えするおいなりさんについてもそうである

 

秘密はある意図のものにつくられ、その意図はネガティブな陰謀論で片付けてしまいやすいが

何か重要なものを守るために作られていることもある

 

師は私達に不正直さの意図について語り、率直でありなさいというメッセージを残したが

「何かをすべきとか、すべきでないというよりも

自分の思考と行動の源、なぜそれをするのかという意図がとても重要である

何か嘘をつくような時も、秘密というものを作り上げるのも

それをなぜするのかが重要で、いい悪いではなく

あなたが世界に向けて自己を表現するとき

意図を確認し、自分を知らなければ、魂からの自己を生きることができない」と言っていた

 

通常、おいなりさんと聞くと引く人がほとんどで

近づいてはならないという強いメッセージを受け取っている人が多いと思うが

私もその一人で、お狐さんに憑りつかれた人の話を身近に聞いていて

おいなりさんは怖いという噂を信じてきた

 

とうとう今回おいなりさんと関わることになるのだが

関わることである秘密の謎の正体が見えてきた

そしてなぜ、怖いと伝えられてきたのか?を知ることになったのだった

 

それは日本の国の重要性と隠された歴史が繋がっていて

私自身の存在の意味が掘り出されはじめ、人生が変わり始める序章であり

3年前の、とある男性のクライアントのヒーリングの依頼から

この物語は始まっていたことを思い知るのである

 

私の中に響く声はこう告げていた

「時は満ちた。長い間封印されていた扉のカギは今、約束された者たちによって開かれることになる」

 

 

 

3年前のセッションは、透視の依頼ではなかったため、この時はカルマの情報を受け取るとは思っていなかった

 

しかしヒーリングのため、彼に近づくと、私の中に視えてきたものは、落ち武者の姿が視えていた

 

落ち武者とは、戦争に負けて逃げてきた武士ということなのだが、山に住み、周りと土地を全部自分のものとして奪った姿が視えていた

彼が落ち武者なのではなく、彼の親戚だった物件が競売にかかり、彼が買い戻したということで、この家のカルマをこの家系の先祖たちが私を使って見せていたのだった

 

落ち武者の話をすると、彼はそんなことはありえないといい、親戚は農民だったと言い張った

 

否定されても続けてセッションをしなければならなかった

 

「あなたが前世戦国時代の武士だったころ、切腹をしています。そしてそのエネルギーの痕跡が、今の肉体のお腹に残っているのです。

生きるとは死ぬことなり。武士道を強く持ち、自分の命を差し出すということに強い思いを抱いています。

お国のためにとか、誰かのためにとか、何かのために戦い、命を無くしたり、自ら腹を切っていて、今もそのような気持ちを持っていると思います」

 

これに反応した彼が語りだしたのは、靖国神社が大好きな話や、戦争で亡くなった人を祭ってあるお墓や石、戦車や戦艦などがとても好きなことを話しはじめたのだった

 

後に彼は私に連絡してきてこう言った

「まだ生きているおばさんから、先祖の話を聞くことができました。親戚中の誰もが知らなかった話で、先祖は実は落ち武者だったんだと聞いて、本当だったのだとびっくりしました」

 

こういう経由があり

再びこの家についてセッションの依頼をうけることになったのだった

 

3年間買ったまま放置し、いよいよ家を掃除するにあたり、お化けが出るということで、家に入ることができないでいるということの相談だった

ゴミ屋敷を掃除するプロの会社に見積もりを出してもらうと300万から500万かかると言われたそうで

自分たちで掃除をすると決めたそうだが

掃除しに家に入ろうとすると、車のブレーキがきかなくなり、危なく命を落とすような出来事があったり、その車のブレーキ事件の日に、彼のお兄さんのお嫁さんのお義母さんが亡くなったり

家に入ろうとすると、家に入れないことが続き、しかもかなり厄介な仕業であったため、怖くなり私に相談をもちかけてきた

 

最も驚いた話は、この家に住む家族の殆どが、変死を遂げているということだった

二件隣の住人の女性に騙されて土地を奪われ、挙句に殺されてしまったおじさん

足が腐り、歩けなくなったおばさん

誰からも見向きもされずに、孤独死したお兄さんがいた

 

競売にかかる前は、この家の人たちは大金持ちで、14億以上の現金と沢山の土地を持っている地主であった

兄妹で暮らし、女性は嫁にいかず、男たちは仕事をしなかった

先祖から譲り受けた資産があるがゆえに、ギャンブルや遊びで使い果たし、お金がなくなると土地を売って生活をしていたそうだ

 

家を購入したのはいいが、家はとんでもない状態のままで

ねずみの糞と死体、大量の荷物で溢れかえり、ゴミ屋敷の中のゴミ屋敷

お化け屋敷と化していた

 

なんといっても、一番は匂いであり、死体のような匂いが玄関を入ると鼻をつき、中に入ることができない状態だった

 

そしてお稲荷さんが家の敷地にあった

 

お稲荷さんは長い間放置されていた

お稲荷さんは鎮魂祭を3年前にするように言って終わっているが、お化け屋敷状態はそのまま続いていた

 

足が腐ったおばさんは、彼が家を買い戻してからも、しばらくごみ屋敷に住んでいたが、不思議な現象を体験していた

 

不思議現象の1つは、キッチンの窓からお稲荷さんが見えるのだが、その窓から美しい女性の霊と沢山の霊たちが、鈴を鳴らしながら行進して家の中を通るのだそうだ

これは狐の嫁入り、霊道があることを意味する

 

もう一つは、玄関のベルが鳴って、玄関を開けると、先に亡くなったお兄さんが立っていたそうだ

こんな不思議な体験をしているおばさんは、死にかけていたのだが、お兄さんの供養したら、生き返り、今もまだ生きていて足も治りかけ老人ホームにいる

もう一生家には入ることは許されないのである

 

家に入ったすぐ手前右側の仏間に、先祖のお位牌、神棚があった

先祖の写真が沢山飾られ、その写真から流れてくる映像は、この家系の人たちの人生だった

お金に執着し、いじわるで、みんなからよく思われていなくて、孤独だった

 

私が直接この家に入ってみたところ、落ち武者からのカルマ、因縁を浄化しなければ、手に負えないことがわかった

一度帰り、まずは先祖一人ひとりのエネルギーとコンタクトしはじめ

供養が終わるころには、あの嫌な感じはなくなり、御霊は落ち着いていたが

 

掃除をするにあたり、部屋に入ると吐き気がして、もう10分もいられないとのことだった

そしてやはり狐の祟りが怖いと言った

 

 

 

どうしたらいいか頭を悩ませていると

突然、天照大御神がやってきて、そのとたんに狐も霊も頭を下げ

従っている姿が視えた

掃除の最中、光が家に入るように

太陽が出ている時しか浄化や掃除をしてはならないとお告げをもらった

 

「伊勢神宮に行ってお札をもらってきてほしい」

男性に告げると男性はすぐに伊勢神宮にとんだ

 

供養が終わり、家に行ってもう一度浄化のため儀式をする必要があった

 

そして供養後3日目の5月1日

天気予報は雨

雨だったら、今日はできないよと告げていたのだが

その日の朝、太陽が出たのである

 

家に入った私はマントラを唱え、神々を呼び出したとたん

大きな音と共に突風が吹き、窓から部屋の中に入ってきた

浄化の炎は儀式の最中、消えることはなく

終わった瞬間に火も消えた

 

そして風はその時だけ強く吹いたのである

 

神社にお参りする時、神が来るときは風が吹くというのを

殆どの人は知っていると思うが

あまりにもすごい音だったので

そこにいた全員がびっくりしてしまったのだった

 

神のシナリオはパーフェクトだ

そして不思議な奇跡がこの日から次々に起こることになった