更新しようとするが良い話は何もない。暑さ負けかな？書こうと思うと愚痴ばかりがたまっているのだ。
夕食後は必ず４３９爺の部屋に行って話す時間を作っている。昼食後は食休みをしてから二人で外を歩けないので施設の一階の通路を一周りが何歩あるか明日試してみようと思う、毎日15周して爺の歩行を実行している。強引に誘わないと動こうとしないのである。
会話もなく動かない生活をしていると認知症は進むばかりである。
今夜も部屋に行くと冷蔵庫が開けっ放しになっていた。「どうして開いているの？」と聞くと「さっきゆで卵を出して食べたから…閉め忘れた」と言う。ゆで卵は毎日2個は食べるように持っていくのだが、6個くらいずつ冷蔵庫に入れてくるのだが食べるのも忘れて残ってしまうことが多い。開けたら閉めろと言いたいが喧嘩になるから言えない。
牛乳も3日ごとに新しく買って入れに行くのだが、なぜか残りが多い。同じことを何回も言うと「うるさい！帰ってくれ！」と怒鳴る。
施設内を歩くことも他人には「私は拷問を受けているのです」という始末である。もう笑うしかない話だがこれが毎日続くと暑さも加わって私は負けそうになってしまう。ボケた者の勝ちとはその通りだと思う。話が話にならない人と話すのはつらい、それが自分の夫と思うと尚つらい。病気なのだと自分に言い聞かせてはいるが毎日続いて周りに他人が居る施設の中だと思うと自宅での気遣いとは数倍の違いである。
こういう状態になって初めて息子たちが同じ施設ではいけないとダメ押しをした理由がよくわかる。二人の息子の意見を猛反対して自分の傍に置いて最後まで面倒を見ると言い切った私なのだから今更愚痴は言えないのでこの辺で止めておこう。でも胸が重くて吐き出すところがないのがつらいのでつい書いてしまった。ごめんなさい🙇
7月に入って部屋ドア横のスペースに作品を変えた。7月前期の更新は↓です。
アザミの花にしましたが彩が光線の加減で暗いです。状差しは型抜きの簡単なものです。アザミの花は好きで何枚も書きましたがこの絵は展覧会用に描いたもので絵より額に力を入れて探し出した思い出があります。額探しで浅草橋や蔵前の問屋さんを探し歩いたこともあり懐かしい楽しかった思い出です。
