子供のころ山形のおばあちゃんが送ってくれる
手作りの『くじらもち』が大好きだった。
クルミの入った餅菓子なんですが
母は作らなかったから、もう何十年も食べてない。
なんでだか、今日、突然それを思い出した。
ネットで山形のアンテナショップを探して販売品を見てみると…
「のし梅やくじら餅などの伝統菓子」って書いてある!
さっそく行ってみました。
有楽町から徒歩5分 おいしい山形プラザ。
両親とも山形の出身だから、食卓には山形のもの並ぶ率高く
なつかしいものたくさんありました。
迷いに迷って厳選お買い物。
くじらもちは漢字で書くと『久持良餅』だと初めて知りました。
『その昔狩りや戦いに出かけるとき携帯食物とし…』
と名前の由来が包装紙に書かれてました。
子供のころは完全に鯨餅だと思っていて
「これのどこがくじらなんだろう?」って思いながら食べてましたよ。
今いるマンションには別のフロアに父方の叔母が住んでいる。
父方の祖母は「おみ漬け」というお漬物が好きだったので
その「おみ漬け」と「ふうきまめ」を持って行きました。
「おみ漬け、私も好きよ」と喜んでくれたのだけど
自分用にくじらもちを買って帰った話をすると
「私も大好き!」と言うので、あわてて家に戻って
白と黒半分ずつわけてあげました。
アンテナショップが霞が関にあったころよく買い物に行ってたそうで
銀座の店の場所がわからずにいたとのこと。
そんな話をしたことがなかったので全然しらなかった。
場所を教えるとすごく喜んでくれました。
くじらもちのおかげで、ちょっぴり叔母孝行ができました。