先日誕生日だったので
姉が行きつけの鎌倉・なると屋さんで
ごはんをごちそうしてくれました。
なると屋さんはメニューが月替わりなので
姉は毎月通っているようです。
ぜいたくだ。
この日のメニューは
トマトとししとうのごはん
かぼちゃと青ゆずの冷たいポタージュ
なすとズッキーニを海苔で巻いて揚げたもの
とうがんともずくの冷たい小鉢
ごま豆腐
丁寧に作られたお料理はどれも繊細でおいしい。
器もよき。
しかし、数年ぶりの訪れてなにがびっくりしたって
修学旅行の中学生のお客様が多数。
自分たちが学生の頃は修学旅行と言えば
大きなホールのあるお土産物屋さんみたいなところで
松花堂弁当的なものを全員で、が定番でしたが
最近は数人のグループに分かれて
好きな飲食店で食べるとかなんでしょうか。
とはいえなると屋さん定食は2000円越え。
みなさん1000円ちょっとのおうどんを
すすってらっしゃいました。
久しぶりの鎌倉だったので、食後は
鶴岡八幡宮にお参りりすることにしました。
せっかくだから段葛から。
入口の狛犬さんは笑顔です。
七夕飾りがきれい。
舞殿の前では巫女さんが鈴でお祓い。
巫女さんの装束かわいいですね。
境内には茅の輪が。
今年夏越の祓には行けてなかったので
茅の輪が残っていてくれて嬉しかったです。
ひとかたも用意されていたので
身体をぬぐってお祓いをお願いしてきました。
階段を上がって拝殿へ。
遠足と言えば、ですねww
参拝を終えて境内を見下ろす。
この眺めが大好きです。
段葛の終わりに二の鳥居。
遠く海まで続く参道が見えています。
広い参道も気持ちいい。
平日でもこのにぎわい。
鶴岡ミュージアムと蓮池。
参拝を終えてお茶することに。
鎌倉紅谷はカフェ休業中、
くるみっこも売り切れ。残念。
若宮大路におしゃれなコーヒーショップがあったので
そちらに寄りました。→VERVE CAFES
姉はエルダーフラワーカフェ、
私はオーツスパイスラテ。
あとキャロットケーキ。
どれもすごく美味しくて、でも単純な味ではないので
何が入っているんだろう?〇〇みたいな香り?
とか言いながら一切答えの出ない姉妹(当たり前)
東京にもいくつか店舗あるようなので
今度行ってみよう。
さておしゃべり姉妹は都合5時間くらいしゃべって
ようやくひと段落。
KIBIYAさんで酵母パンをしこたま買い込んで
帰っていくのでした。
名前をよくきくので知った気になってるが
実はよく知らないあるある。
山下清もそうでした。
知っているのは名前と
何度もドラマ化されている姿。
ランニングにハーフパンツで
絵を描きながら放浪していて吃音がある。
先日マリンタワーでタイル画を見て
そういえばどんな作品を残した人か全く知らない
と思っていたところへこの展覧会の告知があり
行ってきました。
子供のころの素朴な虫の絵から
晩年の水彩画まで
ほぼ生涯を網羅したくらいの作品数。
どれもぐっと胸にくるのはなんでかな。
ことに信じられないくらい細かいピースからなる貼り絵は
込められた時間とエネルギーが
そこから発しているようでした。
ほんとに天才だったんだなあ。
でも世の中の基準でいうと
軽度の「知的障害」
という言い方になってしまう。
展示の中にある解説文に
放浪しているときの服装は
ドラマで描かれてる服装とは違ったようだ
とあって、はっきり言わないけれど
デフォルメされた演出であったことを
感じさせました。(ありそうな話です)
また、来歴を見ると
放浪の画家として有名になってからは
テレビに引っ張りだこだったようで
面白おかしくイジられていたのじゃないと
いいなあと思いました(テレビ不信ww)
長岡の花火を描いた貼り絵がやっぱりすごく好きで
B4サイズくらいにした複製を買いました。
花火の線は0.5ミリもないくらいの
細い細いこよりが貼られており
人々は点描のように細かな紙が貼られています。
どれくらいの時間をかけて描かれたものか
想像もできません。
エッフェル塔の絵のように
雲が描かれているものが何点かあり
その光と影の具合には見入ってしまいました。
完成をみなかった作品の展示もあり
下絵が見られたのはすごく貴重でした。
下絵といっても主な構図だけだったので
頭の中には完成図があって
下絵は目印みたいなものだったのかなと思いました。
ほんとにねえ、どれもが素晴らしかったです。
子供時代の生き物の絵がちりばめられた
ハンカチと手拭いがあったので連れて帰りました。
めちゃくちゃかわいい。
会場のSOMPO美術館は
元の東郷青児美術館であり安田火災美術館。
という訳で東郷青児さんの女性像と
お値段が話題になったゴッホのひまわりを収蔵しています。
太っ腹にも収益が発生しない使い方なら
撮影OKとのことで撮らせていただきました。