うっちーさんがSNSに
竹林に手を入れるワークショップの案内を載せていた。
楽しそう。
申し込みました。
主催者の方からのメールに記載された持ち物は
・汚れてもいい服装、靴(長袖、長ズボン推奨)
・長靴 ※田んぼ用でなく硬めの普通のがオススメ
・保護メガネ ※目が心配な方
・帽子
・タオル
・ゴム手袋もしくは軍手
・ドリンク
・各自のお弁当(昼食)
・ノコギリ(お持ちであれば):「竹挽き用」で腰ベルトに通せる物がベスト。
※ 今後、竹を切ることが頻繁にあるならこの機会に購入されると重宝です。
切れ味が相当違いますし両手が空くので竹林内の斜面など移動が楽です。
・剪定ばさみ(お持ちであれば)
※メーカー岡恒さんの”持ち手が赤&白”のハサミが持ちやすいし切れ味良いです。
靴は長靴? トレッキングシューズにスパッツの
山漕ぎスタイルのつもりだったけど
長靴のほうがいいのかしら。
レインシューズならあるけど長靴ないわ。
「※田んぼ用でなく」って、
そもそも長靴に田んぼ用があることを初めて知りました(^^;
軍手も剪定ばさみもないのでホームセンターへ。
作業用の長靴って小さいサイズがない
一番小さくで24cmだけど相当ゆったりで私にはがばがば。
しかしそこをカバーするべく長靴用中敷きなるものがありました。
迷わず購入。
軍手と、メールにあった岡恒さんの剪定ばさみも購入。
竹挽き用ののこぎりは今回はパス。
当日は上記の装備とがっつり山用の衣服で出動。
最寄り駅よりお迎えの車に乗って15分ほどで竹林に到着。
午前中は講師のちょうさんこと鈴木張司さんから
整備ではない「ととのえ」の神髄について伺う。
一言で言うのは難しいけれど
人の考えで形を整えるのが整備
自然の摂理に従いながら
人にも都合のよいように手を入れるのが「ととのえ」
かな。私の理解では。
そのために必要な地脈水脈の理解、
土の色や空気の流れ等五感を使って手を入れていく
というようなお話だったと思う。私の理解では。
(お天気よくて風が吹くたび枯葉が舞って、それだけで癒し)
午後からはいよいよ竹林に入ります。
数十年手が入っていなかったということで
枯れて倒れた竹が幾重にも絡み合ってしまっています。
中に入るとこんな感じ。
一本一本が長いので1mほどに切って運び出します。
竹挽き用ののこぎりを貸してくださったのですが
最初全然思い通りに使えない。
歯が入っていくまで同じところ挽き続けられない
しかしやっていくうちにコツを会得していき
後半は竹挽き職人と化していました。
そしてのこぎりと剪定ばさみが必要な理由を理解。
絡み合った竹は枝どうしがひっかかって全然引っ張り出せません。
剪定ばさみで枝を落としながら作業を進めることになります。
ここでお薦めの岡恒さんの剪定ばさみが威力を発揮。
サクッサクッと切れる切れる。
やっぱり良い道具は必要。
この日はBSの取材が入っていました。
カメラに向かって説明をするうっちーさん。
まだ斜めの竹がだいぶ残っていますが
最初の画像にあるわさわさを取り除いてだいぶすっきりしています。
手前に積んであるのが切り出した竹。
右に写っている二本の木が竹と蔦に埋もれていて苦しそうと
うっちーさんは一番気にしていたらしく
姿が表れたことをとても喜んでいらっしゃいました。
この竹林は数十年放置されて持ち主の方もどうにもできず
集落の方から見栄えが悪いので何とかならないかと言われ
除草剤を撒こうとしていたのだそう。
たくさんの人が集まって(私が参加した日は15名ほど)
一気に作業することで見る見る片付いていくので
持ち主はもちろん、荒れようを気にされていた集落の方も
とても喜んでいたそうです。
色々なことを教わりながら
環境や人への害が心配される除草剤の散布を
しないですむようにできたのならとてもいいことだと思います。
もとの美しい竹林に戻るにはまだまだ時間と手がかかりそうですが
それはつまりまたワークショップの機会があるということで
せっかく竹挽き用ののこぎりと剪定ばさみの扱いに慣れたので
またぜひ参加したいと思います。
夕暮れの空。
とってもいいところだった。
こんなところで自給自足生活できたら心も体ものびのびしそう。
(でも都会の生活が好き )