EXILE月間(ライブ3本映画2本)だったし
京都~大阪行ったし、ツインスターになったし、
選挙行ったし(←あ、これは関係ないか)。
でも、これがたった一ヶ月の出来事とは全然思えなくて
何ヶ月も前の出来事のようです。
(受け取る情報量が多いってことなんですかね)
9月は、何か全然パターンを変えてみたくなってます。
また、新しいことに向けて動き出そう。
いっぱい勉強もしたいし。(前向き 笑)
新鮮な刺激に飢えてる私。(笑)
新しい明日を迎えよう。
EXILE AKIRA 主演の映画 『ちゃんと伝える』 を見てきました。
自分の父親が教師であり部活のコーチであるという環境で
高校生活を送った主人公。
父親が厳格だったこともあって、息苦しさを感じており
大人になった今でも父親を避けるように生活している。
ある日、父親がガンで余命いくばくもないと診断される。
初めて父親との時間の大切さに気づいた主人公は
毎日父の病室に通うようになるが
懇意になった父の主治医から検査をすすめられ
受診の結果、自分が父親より更に重篤なガンだと診断されてしまう。
父親に対して、先立つ親不孝をするくらいなら、
早く逝ってくれたほうがいいと思ったり
もし生き延びることができるのであれば生きてほしいと願ったり
葛藤する主人公。
そんなある日、父はあっけなく逝ってしまう。
「いつか一緒に釣りに行こう」という果たされなかった約束を
なんとしても叶えたかった主人公は
父の亡骸を背負って約束の湖に釣り糸を垂れる。
園子温監督が亡きお父様に捧げた作品ということで
自分がやりたかったことを映画にしたのかな。
でも、やっぱりリアリティのなさにため息が出てしまった。
ほんと、年齢を重ねて色々知ってしまうと
どうしても 「これはありえない」 って思いが先に立って
単なるファンタジーとして見れなくなってしまうんだと思った、淋しいけど。
なので、辛口コメントです。
毎朝ランニングで会社に通っている主人公が
お父さんより先に逝ってしまうかもしれないと診断されて
それを振り切ろうと全力疾走で出社するシーン。
(また、AKIRAが普段のトレーニングの成果をいかんなく発揮して
普通の健康なサラリーマンでもここまで走れるかってくらい走ってます)
ガンの末期で、こんなに走れる人がいるんだろうか。
私の義兄や母はガンで亡くなったので、
どうしてもその末期を思い出してしまいました。
主人公が約束の湖に行くのは葬儀の後。
人の死を見取った方ならみなさんわかると思うけど
亡くなったらすぐに両手を合わせたかっこうにされる。
悲しいけど時間がたったら動かせないから。
葬儀が終わる頃には、冷たく硬くなってしまう体。
その体に触れて 「もう、この中に命はない」 ってことを
否が応でも納得させられる。
でも、映画の中では今亡くなったばかりみたいに
背負われたり座らせられたり。
ここでリアリティは必要なしと判断されたんだろうけどどうなんだろう。
映画を見る殆どの人は、ほんとの死を身近に経験してない人なんだろうか?
正直に言ってしまうと、それら以上にひっかかってしまったのは
生き残っていく人たちはどうするの?ということ。
伴侶の死は、人生における最大のストレスだそうだ。
主人公のお母さんにとって夫の死はショックだと思う。
それを支えてくれるのは、唯一子供だと思うけど、
もうじきその息子も取り上げられてしまうのだ。
お母さんがこれから経験することの過酷さと言ったら
孝行できないまま父に死なれてしまった息子どころじゃないんじゃないの?
そして 「実はもう生きられないから結婚はできないよ」 と突然言われてしまい
「それでも結婚しよう」 と言うガールフレンドのこれからは?
生き続けられないことは悲しいけど、でも当人は死んでしまえばそこでおしまい。
それより、その死を受け止めて生き続けていく人たちの物語の方が重いし
メッセージが伝えられるべきもののように思うんだ。
主人公は、簡単に末期がんになったりせず、
果たせなかった父への思いを抱えたまま生き続けてほしかった。
もしくは、二人の死を受け止めながら共に生きていく女性二人の物語のほうが
私にとってはしっくり来る気がしたな。
あれっ? AKIRAファンだからこの映画見に行ったんじゃないの?
AKIRAの演技がどうだったかについてのコメント、一切ないですが。
ヒゲもパーマ頭もないAKIRAは、なんかもう別物だから
途中からAKIRAと思って見てなかったかもしれないな。
ひとつだけ言えることは…、 デカイ。(←そこ?)
しょっぱな扉を開けて部屋に入ってくるとき、縮尺がおかしいのかと思った。
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