国の緊急事態宣言解除後初のお休み。
ひさーしぶりの浅草へ行きました。
びっくりするぐらい人がいない。
いつもは人がいすぎて観光地って感じの浅草寺ですが
普段は感じない「お寺に来た」っていう気持ちになりました。
いやぁ落ち着いていていいお寺だったんですね浅草寺。
浅草寺に隣接する影向堂なんかがあるエリアも
普段は人がいすぎるのでスルーしてしまうのですが
ゆっくり散策できました。
影向堂の滝。
日本最古とされる石橋(しゃっきょう)。
看板には徳川家康の娘婿 浅野長晟が寄進したものと書かれています。
毎日がお祭りみたいな出店いっぱいの浅草も嫌いじゃないけど
本当はこんなに落ち着いたいい場所だったんだと
改めて感じました。
お昼は雷門通の『尾張屋』さんで天ぷらそば。
ここは自分が知る限り30年前にはあったと思う。
BGMもない店内、
ほぼ満席だけど大声でしゃべる人もなくてとても静か。
お値段はお高めだと思うんだけど
平日の今日でも途切れることなくお客さんが来店します。
そういえば浅草ってこういう場所だった。
自分が東京に来た頃の浅草は
どこのお店に入っても間違いなくおいしくて
値段に関係なくお客さんに信頼されて
生き残ってきたってお店ばっかりって印象。
その後ちょっと寂れちゃった時期があって
ここ10年くらいは
スカイツリー人気とインバウンド戦略のおかげで
息を吹き返したかわりに
良くも悪くも観光客相手のお店が増えた感。
緊急事態宣言のおかげで人がいなくなった浅草は
逆にもとあった姿を思い出させる浅草でした。