出かけてからすでに10日以上が経ってしまってますが。
お正月の撮旅の後半編。
室蘭で朝陽を撮った後には、ゆっくりと南下をして函館へ。
それにしても今年は雪がない。
元々道南へ向かっているのだから少なくて当然だけれど、私の知っている限り、いくら道南でもこの時期ここまで雪が少ないのはあまり記憶にない。
札幌ですら、1月に入っても連日日中の気温がプラスばかりなのだから、心配になる。
函館では、トラピスト修道院へ行ってみようかと思っていたのだが、結局はやめて、五稜郭公園へ直行。
気が付けば冬の短い陽は傾いて、五稜郭タワーから函館港に沈む夕陽を見ることができた。
夕陽を浴びながら、函館の町を見守る土方歳三像。
そして五稜郭の星型がライトアップされるということで、点灯を待つことに。
ミニチュアがあればもちろんマクロ。
密談中の人々……ではなく、お勉強中。
ライトアップの写真は省略(気に入った写真がないので)。
タワーの中のイルミネーションを楽しんだ後は、お約束の函館山へ。
お約束、ではあるけれど、実際に私自身がちゃんときれいな「函館山の夜景」を見たのは初めて。
いつも霧や雨などでダメだった。
決まりきった角度でしか撮れないけれど、さすがに「世界三大夜景」で「百万ドルの夜景」と呼ばれるだけのことはある。
函館よりも町明かりの多い都市はいくらでもあるだろうに、どうしてここの夜景がこれほどまでに有名なのだろう、とふと考えた。
それはおそらく、恵まれた立地条件にあるのではないだろうか。
適度な大きさの町のために、変に目立ちすぎる大きな電光看板が少ない。
そして函館山の存在。
町から少し離れた場所に、人工のタワーよりも明らかに高さのある山がある。
さながら離陸直後の飛行機と同じ目線で、町明かりを見下ろすことができる。
ほとんどの都市部には、この山の存在がない。
札幌でも山はあるが、近すぎて見渡せる範囲が限られている(幌見峠、藻岩山など)。
だから夜景のきれいな場所はたくさんあっても、函館のように俯瞰で全体を見渡せるところは少なく、遠い分だけ様々な灯りが小さく、宝石のように見えるのではないだろうか。
などなどと考えながら温泉に浸かり、眠りにつく。
函館山のふもとにある教会のライトアップもきれいだった。
翌朝は大沼公園へ。
狙いはもちろん、ハクチョウ。
大沼公園の沼も、ほとんどは凍結してしまうのだが、一部不凍のエリアがあってそこにハクチョウたちが集まってくる。
1月3日の早朝は、まだあまり飛来していなかったけれど。
それにしても何が気に食わないのか、暴力的なハクチョウさん。
カモの脇(?)の下をくわえて振り回す振り回す……。
沼にはキンクロハジロたちもたくさん来ていた。
氷の下を泳ぎまわる姿も透けて見える。
こんな冷たい水でもへっちゃら、なのはさすがに潜水の名手。
大沼を後にした私たちは、半島を横切って日本海側へ抜け、海岸部をひたすら北上した。
進むほどに天気が悪くなっていく。
この帰りルートではほとんどカメラを取り出すことはなかった。
けれど久しぶりに、荒々しい岩と吹きすさぶ冬の日本海を眺めながらのドライブとなった。
神威岬、小樽経由で帰宅。
(まだ時間に余裕があったので、撮り損ねていた大通公園のホワイトイルミネーションを、と思ったのだけれど、あまりの雪の少なさに写欲を失ってしまい、素直に帰ることにした)。
お正月の撮旅の後半編。
室蘭で朝陽を撮った後には、ゆっくりと南下をして函館へ。
それにしても今年は雪がない。
元々道南へ向かっているのだから少なくて当然だけれど、私の知っている限り、いくら道南でもこの時期ここまで雪が少ないのはあまり記憶にない。
札幌ですら、1月に入っても連日日中の気温がプラスばかりなのだから、心配になる。
函館では、トラピスト修道院へ行ってみようかと思っていたのだが、結局はやめて、五稜郭公園へ直行。
気が付けば冬の短い陽は傾いて、五稜郭タワーから函館港に沈む夕陽を見ることができた。
夕陽を浴びながら、函館の町を見守る土方歳三像。
そして五稜郭の星型がライトアップされるということで、点灯を待つことに。
ミニチュアがあればもちろんマクロ。
密談中の人々……ではなく、お勉強中。
ライトアップの写真は省略(気に入った写真がないので)。
タワーの中のイルミネーションを楽しんだ後は、お約束の函館山へ。
お約束、ではあるけれど、実際に私自身がちゃんときれいな「函館山の夜景」を見たのは初めて。
いつも霧や雨などでダメだった。
決まりきった角度でしか撮れないけれど、さすがに「世界三大夜景」で「百万ドルの夜景」と呼ばれるだけのことはある。
函館よりも町明かりの多い都市はいくらでもあるだろうに、どうしてここの夜景がこれほどまでに有名なのだろう、とふと考えた。
それはおそらく、恵まれた立地条件にあるのではないだろうか。
適度な大きさの町のために、変に目立ちすぎる大きな電光看板が少ない。
そして函館山の存在。
町から少し離れた場所に、人工のタワーよりも明らかに高さのある山がある。
さながら離陸直後の飛行機と同じ目線で、町明かりを見下ろすことができる。
ほとんどの都市部には、この山の存在がない。
札幌でも山はあるが、近すぎて見渡せる範囲が限られている(幌見峠、藻岩山など)。
だから夜景のきれいな場所はたくさんあっても、函館のように俯瞰で全体を見渡せるところは少なく、遠い分だけ様々な灯りが小さく、宝石のように見えるのではないだろうか。
などなどと考えながら温泉に浸かり、眠りにつく。
函館山のふもとにある教会のライトアップもきれいだった。
翌朝は大沼公園へ。
狙いはもちろん、ハクチョウ。
大沼公園の沼も、ほとんどは凍結してしまうのだが、一部不凍のエリアがあってそこにハクチョウたちが集まってくる。
1月3日の早朝は、まだあまり飛来していなかったけれど。
それにしても何が気に食わないのか、暴力的なハクチョウさん。
カモの脇(?)の下をくわえて振り回す振り回す……。
沼にはキンクロハジロたちもたくさん来ていた。
氷の下を泳ぎまわる姿も透けて見える。
こんな冷たい水でもへっちゃら、なのはさすがに潜水の名手。
大沼を後にした私たちは、半島を横切って日本海側へ抜け、海岸部をひたすら北上した。
進むほどに天気が悪くなっていく。
この帰りルートではほとんどカメラを取り出すことはなかった。
けれど久しぶりに、荒々しい岩と吹きすさぶ冬の日本海を眺めながらのドライブとなった。
神威岬、小樽経由で帰宅。
(まだ時間に余裕があったので、撮り損ねていた大通公園のホワイトイルミネーションを、と思ったのだけれど、あまりの雪の少なさに写欲を失ってしまい、素直に帰ることにした)。