社会科学上の不満

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外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

治世の基本

2007-08-02 17:09:07 | 社会常識と教育
 「治世の基本」とは、大上段に構えてみましたが、プラトンが言っていたと思いますが、「公平な税制と公平な裁判」に尽きます。この「公平な裁判」がひいては「信賞必罰」になるわけです。現在の政府にこのどちらもが欠けているようです。非常に単純なことなのですが、単純が故になかなか実現ができません。
 またこの「公平な税制」は単純に消費税のように「全員何%」という見かけの公平さより、累進課税のように「実質的な所得にたいしての累進性」が公平な税制となるのではないでしょうか。「われわれ庶民は、1万円は大金ですが、セレブはたかだか1万円です」お金持ちのお小遣いでわれわれ貧乏人は数万人が助かります。
海外ではお金持ちは「寄付」を行うことが(社会還元を行うこと)が当然のようですが、日本では「寄付」行為そのものに高額な税金がかかります。社会還元にはお上の自由度が害われないことが前提のようです。
 国会議員が一般の事業者と同様に1円以上の全ての経費に「領収書」が必要となって、はじめて公平な税制ではないでしょうか。
 また、国会議員で説明責任を果たさないモノをそのままにしていること事態「信賞必罰」にひいては「公平な裁判」に抵触するのではないでしょうか。
 この内閣に問題の多い松岡元大臣が入閣したとき、私はてっきり腹切り要員だとばかり思っていましたが、違ったようでした。その位のことが考えられない内閣で、中国やアメリカ相手に渡り合っていけるのでしょうか?
コメント
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