岡崎久彦元タイ駐在大使の著書のなかで、「日英同盟は第一次世界大戦の時の日本の対応の悪さがその終結をみた」的なことが書かれていました。日本海海戦もインドや中東でロシア艦隊への補給を英国がサボタージュさせたことがその延引にありました。当時の米国と英国とは米国の独立戦争後未だよそよそしい外交状態だったようです。第1次世界大戦は英国本土には直接的な被害は少なくなったのですが英国に大きな痛手を与えます。しかし日本は条約を杓子定規に解しインド洋までしか行きません。例外的に巡洋艦を数隻地中海に派遣する程度でした。しかし、米国はヨーロッパ戦線に兵士を派兵し、英国軍と共に苦労します。共に血を流します。この様なことから、日英同盟は終焉を迎えます。この時米国は日本海海戦で勝ちすぎた日本に脅威を感じ、なんとしても日英同盟を終わらせたかったようです。
現在のインド洋の給油もこの事案に酷似した事例です。日米安全保障条約も米国民に同盟国と思われなければタダの紙切れです。
単純に「平和」と叫んでいればよいと考える方はには、この給油活動は許せないものでしかないのかのもしれません。
現在のインド洋の給油もこの事案に酷似した事例です。日米安全保障条約も米国民に同盟国と思われなければタダの紙切れです。
単純に「平和」と叫んでいればよいと考える方はには、この給油活動は許せないものでしかないのかのもしれません。