社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

何を話してきたのやら

2008-01-07 18:24:45 | 外交と防衛
 福田総理が中国との直接対話をしてきたそうだが、何をはなしてきのやら。まさか「人命は地球より重い」などと同様の迷言をしてこなかった心配です。この迷言は当時、国内では特に左翼系及び無政府系マスコミには大歓迎されましたが、国際的にはテロをハイジャックを容認し、その資金でまた同様のテロが起こると非難されました。残念ながらこの愚行とも言える行いをしたのが、現総理のお父上です。
 中国がガス田に固執するのは、単にエネルギー戦略だけではありません。中国の軍事ドクトリンは1985年の全人代以来一貫しています。「アリューシャンから香港まで中国の内海だ・・・」とする劉華精人民解放軍司令官の発言に沿ってきています。2010年までの第一次分割ラインが丁度件のガス田上です。更に2020年の第二次分割ラインは、日本のはるか東側にあります。太平洋をアメリカと分割することが、劉華精人民解放軍司令官の全人代での発言の本位です。
 多くの学者やエコノミストが警告していますが、右翼のたわごとと聞き流されています。人間は見たくないものを見ない習性がありますが、まさにこれがそうです。
 旧ソ連が作成した本格的空母が現在中国にあります。そして艦載機のSu-33を十数機ロシアに発注したことも伝わっています。沖縄の米軍にF-22が配備された時、新華社の論評が「ここ十数年の努力が無駄になった」とありました。これは如何に受けとれば良いのでしょう。
 また、中国のダム工事のため、家族で中国に赴任してい方のご子息が、山間部のため地元の学校にかよったそうです。学校で教えられているのは、「日本、台湾、朝鮮半島は中国の属国で、何とか生き残らせてもらっている」と教えているそうです。父親がなぜそのような「うそを教えるのか」と校長につめ寄ると「この子達ちが大人になった時はそうなっているので、ウソではない」と反論したそうです。中国は共産党の1党独裁の国です。勝手に校長がこのようなことを教えていたとは考え難いものがあります。このような国との歴史研究が何の意味があるのか疑問が残ります。
 結局のところ福田総理は、国内問題で行き詰まり外交での回復を狙ったのが外れたというとこれではないのでしょうか。
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緑化に苦しむ地方

2008-01-06 17:32:49 | 社会常識と教育
 砂漠化に悩まされているのは中国やアフリカなどです。しかし信じられないことに緑化に悩まされているところがあります。それは鳥取県の鳥取砂丘です。砂丘が緑化しはじめて観光産業に大きな痛手となることを恐れています。
 中国にも技術指導しているそうですが、まだその効果が現れていることはないようです。しかしこの技術が確立すれば、二酸化炭素の吸収にも大いに役立つのではないでしょうか。昔、「水田を(日本式農業)を知らないから、他の国の人間は日本人に劣る」と言う意見が、戦前の右翼にありました。「何をバカなことを」とずっと思っていましたが、案外本当だったようです。
 明治神宮の森(杜が正しい)も人工林です。日本の神社には鎮守の森とセットで各地に存在します。鎮守の森がなければならない理由が分かりませんでしたが、環境問題からの切り口で理解出来ました。しかし、日本人はそのことを昔から知っていたのでしょうか。文献が残っていないので何とも言えませんが少なくとも迷信に紛れ込ませていたことは確かです。この「迷信」を今一度研究しなおして見る必要があるのではないでしょうか。
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信頼が薄れいく政府

2008-01-05 15:46:08 | 社会常識と教育
国の謝罪に誠意を感じないのは私だけではないようです。行政法の基本である公定力の問題でたとえ「非」でも混乱をさけるため改正されるまで「是」で行くという理屈は理解できますが、この「非」を認め改正するまでの時間がかかりすぎるところに問題を感じます。
 また、この改正までの時間に責任者は数代変わり責任の所在があやふやになっています。ここが最も問題なのです。
 しかし、この責任問題となると日本社会は、特に官僚機構は避けて通りたがる傾向が強いようです。
 国家公務員法の改正を公約する政党が出現すれば、票は大きく動くと思われます。公務員の責任に全ていい加減な印象を国民はもっています。一般企業では免職の事例でさえ、訓告です。責任とってやめた高級公務員が天下りで独立行政法人や社団法人、財団法人の偉いさんで再就職しています。ここに「一度公務員になった者は特権階級か?」との不信感を国民に与えているのです。
 
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大発会で思う

2008-01-04 18:09:55 | 社会常識と教育
日経平均15,000円を割り込んだ今年の証券市場、ご祝儀相場が通常だが今年は14,000円代だった。今年の先行きが心配されます。経済的事象は政治の裏面でもあります。政治的に日本の「改革が停滞した」と外国人株主に映ったとしてもそれは日本自身の責任でしょう。現実に改革が停滞しているようです。地方分権をいい加減におこなうため地方は落ち込んだままです。
 九州の知人が「この県は最早風俗でしかやってイケない」と嘆いていました。デルヘルが20000円切っているそうです。そのデルヘルさえ過剰気味だそうです。
 「財源を地方に渡さないで地方分権」では当然でしょうか。少なくとも株式市場と為替市場は東京でも先物市場は歴史的にも大阪で行うべきでしょう。形だけの地方市場は如何なものかと思います。
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