「国家国民のため」自民党の大物がよく使うフレーズです。しかし、今度解散総選挙を行えば政権から野に降ることが十分すぎるほど予測されています。国民は現政権政党にNOを突きつける可能性が大きいということです。「民主党に何ができる」と言われる方は、一度政権を民主党に担当させては如何でしょうか。本当に何もできないならばもう一度自民党に戻せばよいことですから。
しかし、それは現実的には困難です。政権政党は自らの正当性を立証するため、旧政権の隠れた悪行をあぶりだすからです。新政権政党は実績がありません。自らの存在意義を簡単な方法で立証しようとします。この繰り返しが2大政党制の本来の意義です。しかし、立憲憲政党と政友会との2大政党制でも日本は泥沼にはまった過去があります。わずか80年ほど前の出来事です。
江戸時代から変わらないのは、現場の公務員の精錬さと幹部職員の腐敗は、大塩平八郎の乱からも検証できます。
トロイ遺跡を発見したシュリーマンが幕末来日した時、現場の役人が収賄に応じないことに驚いたという記録を残しています。しかし同時代の幹部役人は収は当たりまえでした。
始皇帝の中国を統一した前後の秦は、法治国家だったそうです。発掘された文献(竹簡)によれば、現在の中国より法律が整備されなおかつうまく運営されていたようです。どうも人間は整備された社会で生きることがキライなようです。その歴史から推測できる「人間」は自民党政権のように汚れた政治体質が好きなのかもしれません。
しかし、それは現実的には困難です。政権政党は自らの正当性を立証するため、旧政権の隠れた悪行をあぶりだすからです。新政権政党は実績がありません。自らの存在意義を簡単な方法で立証しようとします。この繰り返しが2大政党制の本来の意義です。しかし、立憲憲政党と政友会との2大政党制でも日本は泥沼にはまった過去があります。わずか80年ほど前の出来事です。
江戸時代から変わらないのは、現場の公務員の精錬さと幹部職員の腐敗は、大塩平八郎の乱からも検証できます。
トロイ遺跡を発見したシュリーマンが幕末来日した時、現場の役人が収賄に応じないことに驚いたという記録を残しています。しかし同時代の幹部役人は収は当たりまえでした。
始皇帝の中国を統一した前後の秦は、法治国家だったそうです。発掘された文献(竹簡)によれば、現在の中国より法律が整備されなおかつうまく運営されていたようです。どうも人間は整備された社会で生きることがキライなようです。その歴史から推測できる「人間」は自民党政権のように汚れた政治体質が好きなのかもしれません。