イギリス中の牧草地に仔ヒツジが跳ねまわる春です。
・・・・・・・まだ早いかな?
うちの近所では、まだ見かけません。
国道A6を南へ車で30分、生まれたばかりの仔ヒツジが見られるかもしれないピーク・ディストリクトのカースルトン Castleton まで行ってきました。
カースルトンに入る前の道の脇の牧草地に、いた!
車をとめて柵のぎりぎりまで行くと、警戒心丸出しの母子のヒツジがいっせいに走って逃げていきます。
あーあ、いなくなっちゃった。
逃げ去る母子ヒツジの右側奥に黒白のウシが寝そべっています。
スコットランド産の肉牛、ベルテッド・ギャロウェイ Belted Gallowayです。
私も夫も大好きなのです。
この場所で見ることはあまりありません。(以前1度見かけたことがありますが)しかもヒツジと混合の放牧は珍しいんじゃないでしょうか。
ベルテッド・ギャロウェイと母子ヒツジの混合放牧地の斜め前には、種類不明の(かなり原始的な種の)羊毛用と思われるヒツジの放牧地がありました。
お尻にハートのある羊。
仔ヒツジをすぐそばで見るあては外れましたが、ベルテッド・ギャロウェイを見ていくことにしました。
カースルトンまで行って昼食を食べてから帰りみちに、私たち夫婦のお気に入りの見物スポットに寄りました。
(カースルトンの放牧地にも、すぐそばで見られる位置にはまだ仔ヒツジはいませんでした)
上の写真の、ベルテッド・ギャロウェイと母子ヒツジの混合放牧地とは、別の場所です。
もしかしたら、どこかでつながっていて牛たちは2か所を行き来できるのかもしれませんが・・・
たぶんまちがいなく、すべて同じ農場主が飼っているウシでしょう。
草地の向こう側には、カースルトンとストックポートをつなぐ広い道路があります。
道のわきに車を止めて、長いわき道を抜けると、裏側の、すぐそばで見られるおススメのスポットがあるのです。
今回いたのはこの食事中の4頭だけでした。
手前の幅広白ベルト牛のおなかには赤ちゃんがいるようです。
向こう側の2頭は食べ終わって、オレンジ色の餌バケツから離れて丘を越えてどこかに歩き去りました。
右端と左端に小さく写っている2頭のウシ、みえますか?
食べ終わって1頭が歩き出してももう一頭は名残惜しくいつまでもバケツをなめまわしていたので、だいぶ距離があいています。
2015年に、ベルテッド・ギャロウェイ見物大収穫の記事をのせました。
たいへん見ごたえのある、黒白ウシの写真満載の記事です。ぜひ見てみてくださいな!↓↓
ピークディストリクトにスコットランドの肉牛、腹にさらしを巻いたベルテッドギャロウェイ
ついでですからリンクを貼りました。カースルトンの記事も読んでください。↓
ピークディストリクトの古城のある小さな町、カースルトン1
ピークディストリクトの蜜の壷、カースルトン2
ピークディストリクトの丘陵をうろついて、羊のふわふわを拾いあさる、カースルトン3
ウシの次はネコです。おなじみ土下座ネコ。
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