日曜日に載せようと、教会の話題を用意していたのですが、パソコンをかえたため写真がまとまらなくて、長いこと休刊になってしまいました。
カースルトン Castleton の、セント・エドモンズ教会 St. Edmund's Church です。
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ピーク・ディストリクトの美しい観光地、カースルトンの近くで、おなかに白いベルトをまいたスコットランド原産の牛たちを見てきた話を4月4日に載せました。
続きの番外編 といったところです。
今回は久しぶりに建物の話題です。
牛を見に村の外に戻る前に、キャスルトンでお昼ご飯を食べて町の中心にある教会を拝観しました。
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驚きの!12世紀に起源をさかのぼる古い古い教会です!!
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といっても14世紀に大部分が建てなおされ、さらに、1831年と1886年に、大掛かりな改修工事がほどこされたということ、12世紀に最初に建てられたそのままの姿が残っているというわけではないようです。
どこがどう変わったか、詳しい説明は見つかりませんでしたが・・・
今に残る、ロルマン時代(1066年から1200年)の建築部分に関しては案内がありました。
ノルマン時代の洗礼盤!
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ノルマン時代の、チャンセル・アーチ(内陣への入り口)!!
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上の2枚の写真は教会の歴史ウェッブサイトから借りちゃいました。
私の撮ったアーチのアップはピンボケで洗礼盤の写真は撮り忘れました!。
左側のかなり高いところにあるステンドグラスの真ん中の天使像は比較的最近、観光客が望遠レンズを使って撮った写真がきっかけで調査が行われ、14世紀のものだというどこかの大学のお墨付きをもらったそうです。
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高くてよくわかりません。私も望遠で撮ってかろうじて判別がつくのが・・・閉じた翼があるぐらい。
他のステンドグラスはすべて高名な画家のデザインをもとに19世紀に地元の有名な工房で作られたものだそうです。
この入り口アーチもなんだか古そうですが、この奥の、典型的なノルマン時代のギザギザ模様のあるチャンセル・アーチのようないわくつきの逸品ではないようです。
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奥のアーチがギザギザのノルマン様式です。
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ボックス席に、17世紀のたくさんの地元の有力者信者の名前が彫ってあります。(1662年!)
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家族席が確保してあったようです。
なぜ「予約席」の名前をずっと残る木彫りにしたのか、しかも350年も残しているのか疑問ですよね。
村の古い教会っていいですね。
町の中によくある、ゴシック風の「大聖堂のミニチュア版」みたいなのと違って素朴です。
礼拝やそのほかの集会のない時には、イギリスのほとんどの教会はいつもしまっています。
破壊や泥棒など、罰当たり行為が後を絶たないから、というのもうなずけます。
50年ぐらい前までは教会は、信者が自由に出入りして神様と対話ができるようにいつも開放してある場所だったはずなのですが・・・
信者の数も、ドーンと減ってきています。
この教会が開放してあるのは、イースター前のレント期間だから特別かな、と思っていたら、いつもあけてあるそうです。
教会のウェッブサイトにそう書いてありました。
入ったところに、建物の見どころガイドの、コピーした素朴な小冊子がおいてあったので、読んでから見て回ったのですが、1ポンドで、売られていたことに後で気が付きました。
寄付ですね・・・白状します・・・お金を入れずに立ち読みですませました!
売り物と知らずにだまって持っていく人も結構いそうですよ。
正面奥のチャンセラーのステンドグラスには、キリストと神の仔羊が描かれていました。
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この日、ピーク・ディストリクトまでわざわざ来たのはコヒツジたちを見に来るためだったことを思い出して写真を撮りました。
外の日の光がステンドグラスを通って古い石の床を淡い色に染めていました。
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ピーク・ディストリクトの、カースルトンについての記事をぜひ読んでください。↓
リンクを貼りました。
ピークディストリクトの古城のある小さな町、カースルトン その1
ピークディストリクトの蜜の壷、カースルトン その2
ピークディストリクトの丘陵をうろついて、羊のふわふわを拾いあさる、カースルトン その3
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
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カースルトン Castleton の、セント・エドモンズ教会 St. Edmund's Church です。
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ピーク・ディストリクトの美しい観光地、カースルトンの近くで、おなかに白いベルトをまいたスコットランド原産の牛たちを見てきた話を4月4日に載せました。
続きの番外編 といったところです。
今回は久しぶりに建物の話題です。
牛を見に村の外に戻る前に、キャスルトンでお昼ご飯を食べて町の中心にある教会を拝観しました。
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驚きの!12世紀に起源をさかのぼる古い古い教会です!!
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といっても14世紀に大部分が建てなおされ、さらに、1831年と1886年に、大掛かりな改修工事がほどこされたということ、12世紀に最初に建てられたそのままの姿が残っているというわけではないようです。
どこがどう変わったか、詳しい説明は見つかりませんでしたが・・・
今に残る、ロルマン時代(1066年から1200年)の建築部分に関しては案内がありました。
ノルマン時代の洗礼盤!
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ノルマン時代の、チャンセル・アーチ(内陣への入り口)!!
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上の2枚の写真は教会の歴史ウェッブサイトから借りちゃいました。
私の撮ったアーチのアップはピンボケで洗礼盤の写真は撮り忘れました!。
左側のかなり高いところにあるステンドグラスの真ん中の天使像は比較的最近、観光客が望遠レンズを使って撮った写真がきっかけで調査が行われ、14世紀のものだというどこかの大学のお墨付きをもらったそうです。
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高くてよくわかりません。私も望遠で撮ってかろうじて判別がつくのが・・・閉じた翼があるぐらい。
他のステンドグラスはすべて高名な画家のデザインをもとに19世紀に地元の有名な工房で作られたものだそうです。
この入り口アーチもなんだか古そうですが、この奥の、典型的なノルマン時代のギザギザ模様のあるチャンセル・アーチのようないわくつきの逸品ではないようです。
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奥のアーチがギザギザのノルマン様式です。
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ボックス席に、17世紀のたくさんの地元の有力者信者の名前が彫ってあります。(1662年!)
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家族席が確保してあったようです。
なぜ「予約席」の名前をずっと残る木彫りにしたのか、しかも350年も残しているのか疑問ですよね。
村の古い教会っていいですね。
町の中によくある、ゴシック風の「大聖堂のミニチュア版」みたいなのと違って素朴です。
礼拝やそのほかの集会のない時には、イギリスのほとんどの教会はいつもしまっています。
破壊や泥棒など、罰当たり行為が後を絶たないから、というのもうなずけます。
50年ぐらい前までは教会は、信者が自由に出入りして神様と対話ができるようにいつも開放してある場所だったはずなのですが・・・
信者の数も、ドーンと減ってきています。
この教会が開放してあるのは、イースター前のレント期間だから特別かな、と思っていたら、いつもあけてあるそうです。
教会のウェッブサイトにそう書いてありました。
入ったところに、建物の見どころガイドの、コピーした素朴な小冊子がおいてあったので、読んでから見て回ったのですが、1ポンドで、売られていたことに後で気が付きました。
寄付ですね・・・白状します・・・お金を入れずに立ち読みですませました!
売り物と知らずにだまって持っていく人も結構いそうですよ。
正面奥のチャンセラーのステンドグラスには、キリストと神の仔羊が描かれていました。
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この日、ピーク・ディストリクトまでわざわざ来たのはコヒツジたちを見に来るためだったことを思い出して写真を撮りました。
外の日の光がステンドグラスを通って古い石の床を淡い色に染めていました。
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ピーク・ディストリクトの、カースルトンについての記事をぜひ読んでください。↓
リンクを貼りました。
ピークディストリクトの古城のある小さな町、カースルトン その1
ピークディストリクトの蜜の壷、カースルトン その2
ピークディストリクトの丘陵をうろついて、羊のふわふわを拾いあさる、カースルトン その3
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。