4月12日にイギリス全土でロックダウンの解除第二段階がはじまって2日たった昨日、ストックポートのタウンセンターに行きました。

以下写真は、ほぼ4か月ぶりに再開したショッピングセンター、マージー・ウェイ Mersy Way のようすです。
前回の3月29日、最初の解除の時は人との交流の制限が大きく取り払われたのでした。
(屋外で6人、あるいは人数制限なしの2世帯までの人が会ってよい、屋外スポーツが解禁、結婚式に6人まで招待できる等)
今回の第二段階は、経済活動の再開です。
食料品、医薬品、保健衛生品などの生活必需品を販売する店以外は12月末から営業禁止だったのですが、今週の月曜日からはすべての店を開けてよくなったのです。
理美容院も再開です。
夫がタウンセンター近くの診療所に血液検査に行ったついでに足をのばして、タウンセンターにあるスーパーマーケットで一週間分の食料品を買い込みました。
おなじみ、庶民派スーパーマーケット、アスダ Asda です。
駐車場にクルマをとめて、夫と私はショッピングセンター内にある、それぞれ別の眼鏡店に視力検査の予約をしに行きました。
夫はスマートフォンの修理もたのみました。
マクドナルドの前に長い行列ができていました。

店内の飲食はまだできません。
やっと屋外席で食べられるようになりました。
先週まではテイカウェイ(持ち帰り)営業のみでした。
それにしても、人出が多いこと!

クルマをおいたアスダの店舗から一歩出て一瞬、ひるみました。
すべての店は人数制限をしていますし、外で人と一瞬すれ違う時には間隔をあけるソーシャルディスタンシングの習慣がすっかり根付いているためあまり不安はありません。
ワクチンを1回は打っているのですし!

頭上高く開放感のあるガラスの屋根におおわれたアーケードの下は、それでも何となく「屋内」の感覚です。
(寒い日で吹きさらしでしたが)
そのせいか、マスクをして歩いている人をたくさん見かけました。

あるいはショッピングセンターの軒を連ねた店に次々と出たり入ったりするのにマスクをつけたり外したりするのが煩わしいからずっとつけっぱなしにしていた人が多かっただけかもしれませんが。
「屋内ではマスク」の習慣がかなり浸透したイギリスですが、屋外でマスクをしている人を見る機会はやはり、とてもとても少ないのです。
以前の記事に話題を戻して、コロナウィルスのワクチンについて続きです。
女王陛下の夫君、プリンス・フィリップが亡くなったことでイギリス国内でもニュース性が途切れてしまったのです。
現在では、イギリスでも血栓の発症とアストラゼネカワクチンの接種の因果関係を認めています。
なぜおこるのか、医学的な解明はまだなされていないそうですが。
日本でも報道されたはずですが、3月31日の夜8時20分までにアストラゼネカ・ワクチンが接種された2020万人のうち、血栓の症状がみられた人数は79人を数えたそうです。
そのうち19人が亡くなっています。
もう「偶然だ」と言っている専門家はいないようです。
ただし、危険度と効果をはかりにかければ、それでも圧倒的に効果のほうが勝っているというのが大勢の意見です。
政府も科学者もごくわずかな危険性はあるものの、やっぱりアストラゼネカワクチンの接種を受けてほしい、と公式に国民に要請しています。
接種後に血栓が出て死亡する確率は100万分の1。
発症するのは60歳以下の女性が多いようですね。
若い女性にはできるだけ他社のワクチンを接種できるよう、これから供給の方向を少しずつ変えていく方針のようです。
もうすでに50歳以下の健康な人たちへの接種が始まっています。
イギリス連合王国の昨日の新規感染者数は2,491人、日本の3,367人を下回っています。
ワクチン接種が効果をあげているのです。
私が接種を受けた3月には「ワクチンは感染しても症状が出なくするのがそもそもの目的であって、感染を防ぐ効果はおもな目的ではない(ある程度は期待できるが、2度目の接種後の感染も充分ありうる)感染を防ぐ効果は今のところ保証されていない」と広く言われていました。
今では、感染予防効果も充分上がっていることを人数が証明しています。

月曜日のニュースでは、人気店舗の前に朝の5時から行列していた大勢の客が9時の開店と同時に人数制限を受けてうれしそうに店の中に入っていく様子が何度も何度も放送されました。
バーミンガムの巨大なショッピングセンターの映像でした。
規模が格段にショボいストックポートのこのショッピングセンターでも似たようなことがおこったのでは、と予想できます。
毎年、クリスマスの翌日に半額セールを開始する「ボクシングデイ・セール」と年明けの冬物一掃「ジャヌアリー・セール」でも夜明け前から店の前に行列ができるみっともない光景が年末年始の風物詩としてニュースで見られます。
人より先にバーゲン品をゲットしたい!欲望はまあ、理解できないこともないのですが....
ロックダウンが部分解除になって衣料品店が開くからって、その日のうちに開店と同時に駆け込まなくたっていいんじゃないかと思うのですが。
欲しいものはオンラインで買えるのだし。
ひと足先にアスダに戻るという夫と別れて、大型安売りファッション衣料店、プライマーク Primark にこわごわ入ってみました。
つい、ショーウィンドウに貼られていたポスターでモデルが着ていた£3-50(格安)のティーシャツにひかれて....。
店の前の長い入場制限の行列はするすると迅速に進み、1分も待たずに店内に入れました。
が、目当てのティーシャツはすでに売り切れていたのみならず、客が多いわりには品薄状態、棚は散らかっていて殺伐としたムードでした。
残り少ない品々をたくさんの若い女性客がガンガン網のカゴに詰め込んで買い物している様子に怖くなってすぐ店を出ました。
マンチェスターあたりで数年前よく見かけた中国人買い物客のショッピング風景みたいでした。
ロックダウンの憂さ晴らし?
目についた安物衣料品を片っ端からカゴに詰めるショッピングのだいご味はオンラインショッピングでは味わえません。
ニセモノのなかなか良くできたサクラの木にしおりのような短冊がいくつかさがっていました。

ウィッシング・ツリー Wishing Tree というようです。
願い事を書いてポストに入れると、サクラの木に下げてもらえるようですね。
七夕のようです。
クリスマス前には恵まれない子供たちがプレゼントに欲しいものを書いた札が下がったギビング・ツリー Giving Tree という名のクリスマスツリーが置いてありましたっけ。
自由にとって書いてよい紐のついたカラフルな厚紙の短冊(三角に切り込みが入っていて、西洋の伝統的なしおりの形です)には願い事と連絡先(電話番号)を書く欄がありましたよ。
誰かが願い事達成の手伝いをして、連絡してくれるようです!!!
説明書きにそう書いてあります!「すべての願いをかなえる保証はできかねますが、できるだけのことはしてあげます」と!!
おなじみの記念写真スポット、ブランコのベンチも、今回はサクラで飾られていました。

マスクをした警備員(SECURITY と書かれたポロシャツを着ていました)は、客が密になるのを防ぐために配置されているようです。

もっと規模の大きいショッピングエリアで警備スタッフが列になった客の間隔をあけるよう、行きあう人どうし向かい合ってニアミスにならないように誘導している様子がテレビのニュースでうつっていました。
クリスマスの後にロックダウンで店を閉め、そのまま二度と開店できなかった店もたくさんあるようでした。

この店はそういえば、去年の最初のロックダウン以来ずっとシャッターが閉まったままだと思います。

経済的な打撃が非常に大きいのはイギリスのどこの町も同じです。
....私は去年の3月以来、ストックポート以外どこにも行っていません。ニュースはよく見るのですが。

以下写真は、ほぼ4か月ぶりに再開したショッピングセンター、マージー・ウェイ Mersy Way のようすです。
前回の3月29日、最初の解除の時は人との交流の制限が大きく取り払われたのでした。
(屋外で6人、あるいは人数制限なしの2世帯までの人が会ってよい、屋外スポーツが解禁、結婚式に6人まで招待できる等)
今回の第二段階は、経済活動の再開です。
食料品、医薬品、保健衛生品などの生活必需品を販売する店以外は12月末から営業禁止だったのですが、今週の月曜日からはすべての店を開けてよくなったのです。
理美容院も再開です。
夫がタウンセンター近くの診療所に血液検査に行ったついでに足をのばして、タウンセンターにあるスーパーマーケットで一週間分の食料品を買い込みました。
おなじみ、庶民派スーパーマーケット、アスダ Asda です。
駐車場にクルマをとめて、夫と私はショッピングセンター内にある、それぞれ別の眼鏡店に視力検査の予約をしに行きました。
夫はスマートフォンの修理もたのみました。
マクドナルドの前に長い行列ができていました。

店内の飲食はまだできません。
やっと屋外席で食べられるようになりました。
先週まではテイカウェイ(持ち帰り)営業のみでした。
それにしても、人出が多いこと!

クルマをおいたアスダの店舗から一歩出て一瞬、ひるみました。
すべての店は人数制限をしていますし、外で人と一瞬すれ違う時には間隔をあけるソーシャルディスタンシングの習慣がすっかり根付いているためあまり不安はありません。
ワクチンを1回は打っているのですし!

頭上高く開放感のあるガラスの屋根におおわれたアーケードの下は、それでも何となく「屋内」の感覚です。
(寒い日で吹きさらしでしたが)
そのせいか、マスクをして歩いている人をたくさん見かけました。

あるいはショッピングセンターの軒を連ねた店に次々と出たり入ったりするのにマスクをつけたり外したりするのが煩わしいからずっとつけっぱなしにしていた人が多かっただけかもしれませんが。
「屋内ではマスク」の習慣がかなり浸透したイギリスですが、屋外でマスクをしている人を見る機会はやはり、とてもとても少ないのです。
以前の記事に話題を戻して、コロナウィルスのワクチンについて続きです。
女王陛下の夫君、プリンス・フィリップが亡くなったことでイギリス国内でもニュース性が途切れてしまったのです。
現在では、イギリスでも血栓の発症とアストラゼネカワクチンの接種の因果関係を認めています。
なぜおこるのか、医学的な解明はまだなされていないそうですが。
日本でも報道されたはずですが、3月31日の夜8時20分までにアストラゼネカ・ワクチンが接種された2020万人のうち、血栓の症状がみられた人数は79人を数えたそうです。
そのうち19人が亡くなっています。
もう「偶然だ」と言っている専門家はいないようです。
ただし、危険度と効果をはかりにかければ、それでも圧倒的に効果のほうが勝っているというのが大勢の意見です。
政府も科学者もごくわずかな危険性はあるものの、やっぱりアストラゼネカワクチンの接種を受けてほしい、と公式に国民に要請しています。
接種後に血栓が出て死亡する確率は100万分の1。
発症するのは60歳以下の女性が多いようですね。
若い女性にはできるだけ他社のワクチンを接種できるよう、これから供給の方向を少しずつ変えていく方針のようです。
もうすでに50歳以下の健康な人たちへの接種が始まっています。
イギリス連合王国の昨日の新規感染者数は2,491人、日本の3,367人を下回っています。
ワクチン接種が効果をあげているのです。
私が接種を受けた3月には「ワクチンは感染しても症状が出なくするのがそもそもの目的であって、感染を防ぐ効果はおもな目的ではない(ある程度は期待できるが、2度目の接種後の感染も充分ありうる)感染を防ぐ効果は今のところ保証されていない」と広く言われていました。
今では、感染予防効果も充分上がっていることを人数が証明しています。

月曜日のニュースでは、人気店舗の前に朝の5時から行列していた大勢の客が9時の開店と同時に人数制限を受けてうれしそうに店の中に入っていく様子が何度も何度も放送されました。
バーミンガムの巨大なショッピングセンターの映像でした。
規模が格段にショボいストックポートのこのショッピングセンターでも似たようなことがおこったのでは、と予想できます。
毎年、クリスマスの翌日に半額セールを開始する「ボクシングデイ・セール」と年明けの冬物一掃「ジャヌアリー・セール」でも夜明け前から店の前に行列ができるみっともない光景が年末年始の風物詩としてニュースで見られます。
人より先にバーゲン品をゲットしたい!欲望はまあ、理解できないこともないのですが....
ロックダウンが部分解除になって衣料品店が開くからって、その日のうちに開店と同時に駆け込まなくたっていいんじゃないかと思うのですが。
欲しいものはオンラインで買えるのだし。
ひと足先にアスダに戻るという夫と別れて、大型安売りファッション衣料店、プライマーク Primark にこわごわ入ってみました。
つい、ショーウィンドウに貼られていたポスターでモデルが着ていた£3-50(格安)のティーシャツにひかれて....。
店の前の長い入場制限の行列はするすると迅速に進み、1分も待たずに店内に入れました。
が、目当てのティーシャツはすでに売り切れていたのみならず、客が多いわりには品薄状態、棚は散らかっていて殺伐としたムードでした。
残り少ない品々をたくさんの若い女性客がガンガン網のカゴに詰め込んで買い物している様子に怖くなってすぐ店を出ました。
マンチェスターあたりで数年前よく見かけた中国人買い物客のショッピング風景みたいでした。
ロックダウンの憂さ晴らし?
目についた安物衣料品を片っ端からカゴに詰めるショッピングのだいご味はオンラインショッピングでは味わえません。
ニセモノのなかなか良くできたサクラの木にしおりのような短冊がいくつかさがっていました。

ウィッシング・ツリー Wishing Tree というようです。
願い事を書いてポストに入れると、サクラの木に下げてもらえるようですね。
七夕のようです。
クリスマス前には恵まれない子供たちがプレゼントに欲しいものを書いた札が下がったギビング・ツリー Giving Tree という名のクリスマスツリーが置いてありましたっけ。
自由にとって書いてよい紐のついたカラフルな厚紙の短冊(三角に切り込みが入っていて、西洋の伝統的なしおりの形です)には願い事と連絡先(電話番号)を書く欄がありましたよ。
誰かが願い事達成の手伝いをして、連絡してくれるようです!!!
説明書きにそう書いてあります!「すべての願いをかなえる保証はできかねますが、できるだけのことはしてあげます」と!!
おなじみの記念写真スポット、ブランコのベンチも、今回はサクラで飾られていました。

マスクをした警備員(SECURITY と書かれたポロシャツを着ていました)は、客が密になるのを防ぐために配置されているようです。

もっと規模の大きいショッピングエリアで警備スタッフが列になった客の間隔をあけるよう、行きあう人どうし向かい合ってニアミスにならないように誘導している様子がテレビのニュースでうつっていました。
クリスマスの後にロックダウンで店を閉め、そのまま二度と開店できなかった店もたくさんあるようでした。

この店はそういえば、去年の最初のロックダウン以来ずっとシャッターが閉まったままだと思います。

経済的な打撃が非常に大きいのはイギリスのどこの町も同じです。
....私は去年の3月以来、ストックポート以外どこにも行っていません。ニュースはよく見るのですが。