ジャック・ラッセル・テリア Jack Russeli Terrior の写真を撮る機会がありました。(あまり良い写真でなくて残念ですが)
19世紀の初めにイングランドのジョン(愛称ジャック)・ラッセル牧師がキツネ狩り用に改良したのが始まりという、れっきとした英国発祥のイヌです。
狩猟犬としての能力重視で、見た目も大きさもかなりまちまち(数多くの異なるテリアを交配させて出来上がった犬種だからだそうです)の本家本元のジャック・ラッセル・テリアは、早い時期にオーストラリアにわたって大人気を博し、その地で現在のような犬種として定着した...と書かれていました。
びっくり!
たいていの英国人はたぶんジャック・ラッセル・テリアは生粋のイングランド犬だと思っていますよ。
現在世界中でよく見るジャック・ラッセル・テリアはすべて、家庭犬版としてオーストラリアで定着したものの子孫(英国では逆輸入ですね)だそうです。
狩猟が廃れた現在、ジャック・ラッセル牧師が作り上げたもともとの英国版はほぼ廃れているそうです。
ブッチだったかボッチだったか、名前をちゃんと思い出せないこのジャック・ラッセル・テリア、「セキュリティ Security(ガードマン)」のハーネスをつけて、番犬気取りだったのがおもしろくて写真を撮らせてもらいました。
かわいい小型犬用のハーネスに「セキュリティ」、もちろんジョークだと思います。Amazon なんかで探せば何でも手に入りますよね、今は。
でもいいのかな?
「介助犬 Assistance Dog」と書かれた(おそらく)市販のハーネスをつけたイヌがイヌ連れ入店禁止の店やレストランにも堂々と入ってくるのを誰も止められないのを何度か目撃しています。
盲導犬などの登録された本物の介助犬は育成協会などが支給するロゴマークの入ったハーネスを装着していますし、資格証明のバッジをつけていたり、飼い主(利用者)が証明カードを携帯しているはずなのですが。
このジャック・ラッセル・テリアはもともとのキツネ狩り用のどう猛な性質はすっかり淘汰され、今では愛玩犬、家庭犬として人気のイヌだそうですが、やっぱり先祖の血は争えないらしくたまに他の動物におそいかかるというおっかない本来の性質が出てしまう個体もあるらしいのです。
ネコやウサギなどのペットといっしょに飼わない方が良いとも書かれていました。
走るものを追う性質があるとも。
あんがい、ほんとうに番犬としてもいけそうですね、訓練さえすれば。
英国人が英国のイヌと認識しているこのジャックラッセルテリアについて記事にしたのは実は初めてです。
1回だけ色があせた老犬ジャックラッセルテリアの写真を他のイヌといっしょに載せたことがあります☟
犬のお陰で 話ができる
初めて会う人に
x白(い犬)は2歳 x茶色は11歳と
話し始めて
それから 何処から?(来られたの)広島の人?と会話が 続きます