昨日の午後、ストックポート・タウンセンターに買い物に行って、久しぶりにバスで帰りました(行きは、運動のために45分歩きました)
帰り道に例の「キノコ群生スポット」をとおりかかったら...
「うおおおお」と声を出さずに咆哮しました。
ー生にいちどでいいから、見てみたいと渇望していた「ベニテングタケ fly agaric」(に見える)白いボツボツのある赤いカサのキノコが生えていました。行きも歩いて通ったはずですが気がつきませんでした。
前回の多種キノコ目撃スポットと同じ場所です。
「誰かがキノコの菌の詰め合わせでもこの場所にばらまいているのでしょうか」といいかげんなことを書きましたがあんがい当たっていたかもしれません。(まさかね)
夢中で写真を撮りました。
全くあてにならない、美しい「キノコ識別カード」の出番です。
カードのイラストのカサの赤はもっと鮮やかです。説明を読むと濃いオレンジから黄色までカサの色にはバリエーションがあるようです。エが短いのは...イヌが掘りくりかえさないかぎり、伸びるかもしれません...
赤ちゃんタケもいくつか顔を出しています。
ボツボツ(白の水玉)が密すぎて「鹿の子絞り」みたいですね。
カサが開いて大きくなれば間隔があくのかもしれません。
成長を続ければカサは平らに、成熟すれば反り返ってヒダヒダが見えるようになるらしいのですが...
ほんとうに憧れの「ベニテングタケ」なのかどうか、自信がなくなってきました...
白いエがにゅっと伸びていないとサマになりません。
wikipedia から勝手に引用した、童話の挿絵のように見栄えがするベニテングタケの成長3ステージの写真です☟
英国の自然観察ガイドウェッブサイトから勝手に借りた、最終段階の写真です☟
背が低いまま開ききって反り返っちゃう個体もあるんですね。
毒キノコとして知られていますが、毒性は低いそうです。英名の fly agaric は日本を含む多くの国で煮汁をハエトリに使ったからだと書かれています。鉢に入れて置いておくと喜んで飲みに来たハエがコロコロ死ぬそうです。
食べると発症するという幻覚作用も大したことはないようです。各国文化ではシャーマンが幻覚作用を儀式の際に利用してきた歴史がある...なんて記述がありますが、体質や体調によるみたいです。
今日もこの道を通ってバスに乗って出かけますが、まだ残っていることを願います。
以前にはなかった地味なキノコも群生していました。
2週間ぐらい前のキノコ記事のリンクです☟
平和大通りの 湿った場所にも
キノコが 顔を 出してるのですが
お掃除の方が かたずけるのか
早朝いがいは 見かける事が ないですね
公園など掃除の人が入っている公的な場所では得体のしれないキノコをはやしておくわけにはいかないでしょう。子供やイヌが誤って食べて中毒症でも起こしたらたいへんですものね。