きみぱんのひとりごと

東京の清瀬市にある、小さな小さなパン屋さん「きみぱん」のブログです!

やっぱり…

2008-05-27 20:30:47 | 家族
本日の報告です

いったい、どうなることやら…と、すんごく心配していった病院でしたが、
今日は、落ち着いて、穏やかな主人に戻っていました

リハビリの先生もいらして、
「脳外科の先生が、いいと言ったので、今日もリハビリです」と。

車椅子に、座ること、10分足らず。
それでも一日中寝ていた本人にとっては、
「座る」ということが、どれだけ辛いことなのか、
私には想像するしかないのですが、座るなり、
「気持ち悪い」とか、「頭がクラクラする」と、
早く寝たがりました

座っている間には、自分で軽く座りなおすとか、
けっこう自分で動いていました。
だから、だんだんと慣れていけば、大丈夫そうな感じです
ご苦労様

さて、今日、ICUの入り口すぐのところで、
救命救急センターでお世話になった先生に、ばったりお会いしました

頭蓋形成術が終わった主人を見に来てくれたんだと思います

その時に、こう話していらっしゃいました…
「まさか、こんなに良くなるとは、思ってもいませんでした。
 亡くなってもおかしくは無かったくらい重篤な状態でしたから…」

…やっぱりね…
「生死の境は、越えました」と言われたのが、事故から1週間目だったと
記憶していますから、それまでは、ずっと危ない状態だったのでしょう…

救命救急センターでは、2週間ちょっとお世話になりましたが、
一般病棟に移るときには、まだ意識も戻ったとはいえないくらい、
はっきりしない状態だったし、まして話が出来るなんていうことは、
考えられなかったから
その先生は、次の病院を考えるとき、「療養型」か、「リハビリ型」の
どちらにするか、を選ぶときに、
「療養型」がいいんじゃないかと話していましたが、
今日の感じを見て、「リハビリ型で充分に希望が持てる」とも
言ってくださいました

やったね
これからリハビリ大変だろうけど、頑張んなきゃね
コメント (6)
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優しくなって…!!

2008-05-27 10:52:53 | 家族
昨日は、頭蓋形成術の日でした。
手術は、無事に、順調に成功し、また1歩、前進しました

ところが…
手術後、興奮した主人は、周りにいらした、先生や看護師さんたちに
すんごい暴言の嵐…

麻酔からさめた時に、今までと違う部屋(ICU)にいることや、
包帯でグルグルの頭、手足につけられた、たくさんの管…

たぶん、これらに驚いて、「オレに、なにした!!」
ってな具合だったのでしょう

手術後、なかなか控え室にいた私が、呼ばれないので、
何かあったかなとは思っていたんだけど、
あまりの興奮で、ベッドから落っこちそうになり、
お腹と、両手足の5箇所をベルトで固定するという
もろもろの作業があったため、手術後1時間以上も呼ばれなかったらしいのです

「びまん性軸索損傷」というらしいんですが、
落ちた衝撃ではなく、その衝撃によって脳が少しよじれたときに出来る損傷のことで、
主人の場合、前頭葉に少しだけ、ぶつけていないのに挫傷している部分があります。
どうも、その前頭葉の挫傷部分が、主人の今の荒々しい言動や、
抑えられない感情の激しさの原因になっているそうです

私が行ってからも、ずっと怒っていました
終いには、天井にある、空調のカバーが落ちてくる、と言って、
「お前は歩けるからすぐにオレを置いて逃げられるだろ?
 怖いから、オレにかぶさっていてくれ!」
私は、それに当たってもいいのか、私はかばって怪我してもいいのか、って聞いたら、
「かまわない!」
と言ってました…

まあ、現状は、私も理解していますから、そこで怒りはしなかったけど、
自分さえ良ければ…的な今の感情は、
いったいどうやったら元に戻るのでしょう…

以前は、昔風の一家の大黒柱のような強い人でした。
かと言って、威張っているばかりではなく、
子供の誕生日には、必ず二人で買い物に行ってくるという、
子煩悩な優しいところもたくさんあったのに…

まあ、先生の話によると、この管だらけの状態から、
数日で開放されれば、だいぶ落ち着いてくるでしょう
とは言って頂いてはいるものの、本当に良くなるのかしらと、
疑いたくなるほどの強気な怒りだったので、
本当に困ってしまいます

さて、今日は、どんな感じになっているんでしょうか
ビクビクでもあり、期待もあり、ちょっとフクザツな心境の私です
コメント
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