blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

会議が荒れる原因は

2011-06-01 21:26:16 | 日記
昨日の棚卸が定時よりもかなり早く済んだため、全員が食堂に集まってミーティングが開かれた。
一年あまり今の環境にいて全員での話し合いというのは初めてだったのでどんな感じになるのかと思ったが、一つの提案に対して特に年長の社員から延々と批判が続くという不毛な展開となった。
昨日爆発した人は年長のIS氏だったが、普段は温和で心優しい氏が、ことミーティングとなると主に提案者となる中間層の人間に血相を変えて食ってかかるような感じになる。
周囲の多くはそんな氏を冷ややかな目で見ていたが、私から見て言っていることは本筋を外れているわけではない。
あえてそこまで気持ちをぶつけなければいけなくなるのには実は別に原因がある。

全体ミーティング自体も突然決まって集められた感じがしたが、提案そのものもあまりにお粗末であったので一部の社員の怒りを買うことになった。
とにかくわが部署の中間の人間は、あまりに唐突な提案や指示が多いのでいつもかなり戸惑う。
ミーティングでは、仕事の進め方を少しいじってみるという大切な内容の提案なのに、実施はもう翌日からしたいというのだから何を考えているのかと思った。
「今日言って明日から」とか「今日の今日」などということがしょっちゅうあるのは、他の社員に考える時間を与えないでなし崩しで押し通そうという中間層の意図が透けて見える。
大切なことは周知期間を取るなり前もってにおわせておくなりすれば実施もスムーズに行くと思うのだが、日頃のコミュニケーション不足からそういった心配りは到底望みづらいのが現状だ。

先に既成事実を作って結論ありきで提案を下ろしてくる中間層のやり方には他の社員のほぼ全員が不満をためている。
年長者を差し置いて肩書きをもらって現場の指揮を任されていることに対する感謝の気持ちなどカケラも感じられず、自分たちが言えば動いてくれて当たり前だというような思い上がった振る舞いには私自身も辟易している。
肩書きほどの実力もないのに謙虚な気持ちはまったく見えず、勘違いそのものの優越意識から年長者に対しても私のような木っ端社員に対しても完全に一線を引くような態度を続けるのであれば、うまく動くものすら動かすことはできないだろう。
かような「子供」が仕切っているわが部署はある意味不幸な状況にあるとも言える。
光明があるとすれば、事あるごとに中間層をかばう傾向にあるKA氏が諸般の理由から部署の中での存在感をやや薄めていることか。
後ろ盾の力が弱まってなお、気味の悪い内輪ノリ的なオペレーションのままでいくとすればわが部署の未来は暗いかもしれない。

繰り返しにはなるが、常より仕事とは関係のないようなムダ話でも軽視せず積極的に参加をしていってこそお互いの気心も知れ多少の無理もお願いしやすくなる。
仕事場だから仕事の話だけでいいと思っていると、話しかける人すべてに構えられてしまう。
休み時間もつぶすほどの自身の頑張りがありながらあきれるほど人望に欠けることに本人が気づいているのかは知らないが、すべてはそこに原因があるとぜひ知っていただきたいと思う。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする