blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

ああ空回り・・・。

2011-06-21 21:17:15 | 日記
今朝は倉庫から少し離れた製造工場のほうで行事があったため、朝方の一時間半ほどは約半数の人員が不在であった。
仕事のほうはそちらを考慮してやや後ろに倒して進められたから特に大きな問題は起きなかった。

朝の行事にはYマネージャーも参加したので朝礼の締めはかなり久々にKリーダーがやることになったがこれがまあひどいものだった。
しばらく朝礼そのものにも参加させてもらえなかった経緯もあり、また目の上のタンコブであるY氏が不在ということもありで相当勢い込んで話し始めたのはよかった。
しかし、以前と変わらず話はどんどん取りとめがなくなっていき、長いわりには結局何が言いたかったのか分からないという内容になった。
いかに久々とはいえ、まったく進歩がないことにあきれる一方、せっかくの勢いも見事に空回りしたというほかはない。

そもそも毎日の朝礼に組織のナンバーツーが参加できない今の状況というのはかなり異常であって、理由について特に知らせもないのはK氏にとってはかなり面白くない事情からだろう。
しかし、影響力なり存在感が薄くなりつつある現状にあっても、ナンバーツーという立場はトップが不在の時にはその代わりが務まらなくてはならないのだが、今日の姿はそこにはあまりに遠かった。
Y氏が「任せられない」と感じるのも納得だ。
私が上司の立場でも同じように思うだろう。

わが部署では、K氏の在籍が最も長いこともあって、結果オーライや勢い任せなど悪い意味でのイイカゲンさが付きまとう「K流」が堂々とまかり通ってきた。
だが、上場も果たしていよいよ社会の注目も浴びるようになってきたわが社にあっては、次第にそういった悪習が徐々にでも淘汰される方向で進んでいるものと思う。
普通に会話をしていても、社会一般のことにあまりに不勉強なのが分かるし、仕事の面でも立場にふさわしいこだわりや信念が見えてこない。
日々大過なく終わってさえいけばそれでよしとする考え方ならば一般の社員と意識レベルはまったく変わらないことになる。
年齢的にも経験から言ってもY氏の立場くらいにはとっくになっていておかしくはないのだが、そこに到達するための根本的な何かが欠落しているという評価でしかないのだろうと思う。

私としては、デスクワークをしながら口笛を吹くような人にトップには立ってほしくない。
そんな、日々をナメた感じで過ごしている人が何をやってもうまくいくはずはないのである。

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