享保四年九月二日
一、上益城甲佐三宮大明神祭礼九月九日にて候、前々より宮下の氏子共、笹踊り仕り来たり候、当年も例年の通り笹踊りにて神事相勤め申度由、御惣庄屋書付御郡奉行衆より差し出し申され候に付き例書相添え御家老中へ相達し願いの如く仰せ付けられ候事
これは甲佐神社のことである。ここは例年笹踊りをもって祭礼を執行しているので、今年もそのようにしたいと言うのである。「笹踊り」がどういう踊りなのか、町の古老に聞いても、そういうものが嘗て存在したという記憶はあるものの踊れる人は1人もいない。
これは私の想像だが、笹踊りというくらいだから笹を手に持って神楽の舞のように踊る住民参加型の踊りではないだろうか。
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