こんにちは!「助ネコ通販管理システム」サポートです。テレワークのおかげで、若干運動不足に陥っております。。
しかし、6月2日に東京都民に警戒を呼びかける「東京アラート」が発動されたりと、まだまだ油断できる状況ではありません。
世の中がこんな状況になってしまったので、店舗様にとっても様々な変化があったのではないでしょうか?
「コロナ騒動によって、ネット販売の売り上げは上がったが、残業時間は大幅に増えてしまった。」
「アナログな受注方法をそろそろ切り替えようと思って、通販を一元管理できるシステムを探している。」
「今後もネット販売が主流になると思うので、今の内に事前体制を整えておきたい。」
本記事では、そんな問題点をお持ちの方におすすめな「IT導入補助金」という制度をご紹介させていただきます。
- IT導入補助金の趣旨
- 具体的な申請方法や流れ
- 選ぶべきITツールの条件
を知りたい方は是非この記事を参考にしてみてください!
■IT導入補助金とは?
IT導入補助金は、独立行政法人中小企業基盤整備機構より採択され、経済産業省監督のもと一般社団法人サービスデザイン推進協議会が事務局業務を運用しています。
制度の目的は、中小企業・小規模事業者等がITツール(ソフトウエア、サービス等)導入経費の一部を補助することで、生産性(業務効率化・売上アップ)を向上させることです。
簡単に要約すると「中小企業がITツールを導入する際に、売り上げや従業員の給与が上がるのであれば、政府から一部のお金を補助します。」ということです。
今年はコロナ騒動もあり、政府による支援や保証が特に注目されていますが、IT導入補助金はその中の一つの政策と言えるでしょう。
■IT導入補助金の申請区分
IT導入補助金は申請区分は3種類あります。
それぞれ簡単にご説明します。
A類型
補助金の申請額30万以上~150万円未満(補助率2分の1)が対象。申請区分の中では一番申請しやすい区分かもしれません。
B類型
補助金の申請額150万以上~450万円未満(補助率2分の1)が対象。最低の申請額が150万円以上なので、その分申請基準は厳しくなっています。高額なITツールをご希望の方は、検討してみてはいかがでしょうか?
C類型
補助金の申請額30万以上~450万円未満(補助率は最大4分の3)が対象。コロナ騒動によって新しくできた申請区分です。
C類型はその中でも、「C類型-1」と「C類型-2」の2つに分かれており、上記二つよりも内容が少し複雑かもしれません。
C類型の一番の特徴は、補助対象の中に「ハードウェア」が含まれていることです。テレワークを導入したときの、パソコン・スマートフォン・Webカメラ・ルーターなどのレンタル費用も、ハードウェアの一部に含まれています。
これはコロナウイルスによって、テレワークといった非対面型の業務スタイルを取り入れる人が、増えたからだと言えるでしょう。
■どのような人が申請できる?
お金が貰えるからと言って、誰でも申請することはできません。当然と言えば当然ですよね。
IT導入補助金を申請するには、以下の条件を満たしている必要があります。
- 中小企業・小規模事業者等である
- 日本で登録された個人事業主、又は法人であり国内で事業を行っている
- 事業場内最低賃金が、地域別最低賃金以上
- SECURITY ACTIONに同意している
- 携帯電話を所持している
大きく分けると、条件は上記5つです。
他にも細かな条件が多くありますが、全てを説明していると日が暮れてしまうので、本記事では省かせていただきます。
中小企業・小規模事業者等である
IT導入補助金の目的は、中小企業・小規模事業者等の生産性を向上させることなので、大企業は申請の対象から外されています。
中小企業・小規模事業者等の具体的な数値は以下の通りです。
日本で登録された個人事業主、又は法人であり国内で事業を行っていること。
国内要件があるのは、IT導入補助金の目的が「日本国内の労働生産性を向上させる事」だからでしょう。
事業場内賃金が地域別最低賃金以上
従業員に支払われる賃金は、地域別の最低賃金以上でなくてはいけません。これは法律を犯している企業は、そもそも申請資格がないということです。
SECURITY ACTIONに同意している
SECURITY ACTIONとは、中小企業自らが情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する制度です。SECURITY ACTIONには、2段階の取り組み目標があり、1段階目である「一つ星」の要件「情報セキュリティ対策5か条」に同意しなくてはいけません。
情報セキュリティ対策5か条
- OSやソフトウェアは常に最新の状態にしよう!
- ウイルス対策ソフトを導入しよう!
- パスワードを強化しよう!
- 共有設定を見直そう!
- 脅威や攻撃の手口を知ろう!
携帯電話を所持している
携帯電話を所持していない人のほうが少ないのでそこまで心配はいりませんが、IT導入補助金申請時にIDやパスワードが運営事務局から携帯電話に送られてきます。
もし携帯電話がないという方は、新たに購入するか、レンタルするか考えたほうがよいでしょう。
■交付申請の流れ
- IT導入補助金2020公式HPを読む
- IT導入支援事業者・ITツールの選定
- gBizIDプライムの取得(※2020年6月2日現在、gBizIDの申請に大幅な時間かかるため、暫定プライムアカウントにより申請が可能となりました。)
- 申請マイページ開設
- IT導入支援事業者による情報確認
- 申請マイページの内容を事務局へ提出
- 交付申請完了
基本的な流れは上記の通りです。それぞれ簡単にご説明させていただきます。
1、IT導入補助金2020公式HPを読む
まずはIT導入補助金について詳しく理解するために、IT導入補助金2020の公式HPをご覧ください。私も一通り読みましたが、中々理解しにくい部分もありました。どうしても理解できず、よくわからないという方は、IT導入補助金のお問い合わせフォームに相談するのも一つの手です。
2、IT導入支援事業者・ITツールの選定
IT導入補助金を申請するには、政府より認定を受けたITツールを取り扱う、IT導入支援事業者を選ばなくてはいけません。
会社の規模や目的によって選ぶITツールも異なります。まずは希望に沿うようなシステムを搭載しているITツールを見つけましょう。現在登録されている、最新の登録状況を知りたい方は、公式HPにあるIT導入支援事業者採択一覧をご覧ください。
3、gBizIDプライムの取得
※以前はgBIzIDプライムの取得が必須でしたが、2020年6月4日現在、暫定プライムアカウントより申請が可能となりました。
gBIzIDプライムでの申請が3~4週間掛かっていたのに対して、暫定プライムアカウントでは最大1日で取得できるようになったようです。
4、申請マイページ開設
申請マイページの開設作業はIT導入支援事業者が行います。IT導入支援事業者が決まりましたら、申請マイページを開設したい旨を伝えましょう。
5、IT導入支援事業者による情報確認
店舗様が申請マイページ開設で入力した情報を、IT導入支援事業者が確認します。正しい情報が入力できているか見直しをすると、修正が少なくなります。
6、申請マイページの内容を事務局へ提出
申請マイページが作成できましたら、事務局へ申請を行います。申請には以下の添付資料が必要です。
法人:実在証明書、事業継続確認書類
個人事業主:本人確認書類、事業継続確認書類1、事業継続確認種類2
7、交付申請完了
交付申請はこれで完了です。交付決定通知はメールで送られてきますので、結果が来るのを待ちましょう。
■IT導入支援事業者・ITツールの探し方
IT導入補助金を申請してITツールを導入しても、導入前に抱えていた問題が改善しなければ意味がありません。
- 「業務効率が変わらず、残業時間が少し減っただけ。。」
- 「通販管理システムを導入してみたが、操作が難しくて運用できない。。」
- 「ITツールのサポート部門に連絡しているのだが、中々返信がない。。」
というような失敗をしないためにも、自分の抱えている問題を改善できるような、ITツールを探しましょう。
それではどのようなITツールを探せば良いのか?私がよいと思うITツールの特徴は以下3つです。
- 実績がある
- 評判が良い
- コスパが良い
それぞれ簡単にご説明します。
1、実績がある
ITツールを開発している会社が1年前に設立され、提供しているITツールも運用実績が半年だとしたらどうでしょうか?
当然使いたいとは思いませんよね。運用実績が少ないITツールの全てが悪いとは言えませんが、ITツールを選ぶ際は長い運用実績を持っている物を選んだほうが良いと言えます。
2、評判が良い
世の中には多くのITツールが溢れています。利用者がが多いITツールの評判をインターネットで検索すると、「初期設定が難しくて途中であきらめました」「サポートが全然ダメ」「問い合わせをしても、中々返信が来ない。」という事が書かれていることもあります。
インターネットによる口コミや評判は、意外に馬鹿にできません。ITツールを選ぶ際は顧客満足度がなるべく高い物を選びましょう。
3、コスパが良い
どんなに良いITツールでも、高額な物では手がでません。逆に安すぎてしまうと「こんなに安くて大丈夫なのか?」と感じるはずです。
コスパが良いという事は、値段以上の効果が得られると言っても良いでしょう。
- 「他のITツールと比べると少し料金が高いが、サポートがしっかりしている。」
- 「使いたい必要最低限の機能が備わっており、見た目が簡潔で分かりやすい。」
- 「操作性も良いからどんな人でも使いこなせる。」
という点を考慮してITツールを探してみてください。
■おすすめのITツールをご紹介!
手前味噌となってしまいますが、弊社がご提供している助ネコは、リリース以来13年の実績を持つ、ネット通販事業者向けの一元管理システムです。
IT人材の確保に苦慮する中小規模事業者の支援を目的に開発されたシステムであり、使いやすく操作が覚えやすい画面構成には定評があります。
助ネコご利用者様に、アンケートを取った結果、顧客満足度92%、サポート満足度96%という高評価をいただきました。
複数ECサイトの注文のみならず、チラシ通販の電話注文受付、FAXによる受注もまとめて出荷管理ができます。
また、売上分析、在庫の連動までカバーし、トータルで通販事業の効率化を図ることが出来ます。
そして、なんといっても助ネコは、4年連続でIT導補助金に認定された実績があります。
更に2020年も申請が通りましたので、これからIT導入補助金を使用して、ITツールを導入したい方のサポート体制も万全!
「助ネコってどういうITツールなの?」
「実際に触ってみないと判断ができない。」
という方は、是非助ネコ30日無料お試しを実際に触ってみてください。
助ネコがおすすめできる理由が分かると思います!
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