越前浜で古民家再生を行いますが、土台揚げの工事の時に役立つサポート部材を鉄骨屋さんに作ってもらいました。
土台のジャッキ揚げは、何度か経験しているのですが、その度に大変な思いをしてきました。
爪付のジャッキは頭の部分で10t、爪の部分で5tの揚上能力がありますが、土台を揚げる時は、脇の爪でしか利かせられず、更に爪もそれほど出ていないので、無理をすると土台を痛めてしまうのです。
何とか、この不便さを解消できないかと、思案した結果、ジャッキ2台を土台の両側に設置して、ジャッキの頭の部分を利かせる部材があれば、10t×2台で20tの揚上能力を確保できる一石二鳥のアイテムを作れば良いという事になり、この度の製品開発となったワケです。
こういう部材を鉄骨屋さんに作成してもらいました。
名付けて「揚げる君」1号、2号・・・
結構、ゴツイ・・・重さもかなりある・・・
土台の下に鉄板を入れて、その両側にジャッキを設置します。
この装置を利用した土台揚げが上手く行けば、製品として売り出すのも可能です。
爪付きジャッキは他のジャッキに比べて高価なので、こういった部材を使えば、単体のジャッキのみで土台揚げができてしまう。
問題は、その重量・・全部の部材だとかなりの重量になりますが、パーツ毎に分けられるので、その点は使用に支障はないと思います。
実際の使用例
古民家再生へ・・
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