家事室的な要素を、脱衣室に持たせたほうが合理的なのでは?
先日は夕方から雪が降り出しました。
今週は冬型の気圧配置が強まり、大陸からの寒気が張り出し、大雪になる懸念があるとのこと・・・
今朝は、それほど積雪はありませんでしたが、道路は会社の車はすべてスノータイヤに替えていたので一安心です。
午前中は曇りベースだったので、市内のRC造の建物の窓周りのコーキングを行いました。
少しでも晴れているときに外部の工事を進めます。
大工は現場に入っているので、私もフル稼働しています。
年末まで、ばたばたした日が続きそう・・・
昨日は、三条市(旧栄町)T邸にて「てんつくマン」と少人数で3時間ほど語り合いました。13日には西山でイベントがあり、その次の日なので、さぞお疲れと思いきや環境や人の和にかける思いは素晴らしく、色々なことを話しました。
(講演では聞けないような深い話もしたのですが、残念ながらイベントは見てないので、どこからどこまでなのかは分かりません)
その話は、また別の機会に・・・・
写真は宮本町M邸の洗面脱衣室の様子です。
ユニットバスの手前に、「洗濯流し」が設置してあります。
洗濯機がその手前の空きスペースに収まり、アイロン台がその隣にあります。
脱衣室の機能よりは、ちょっとした家事室として設定しています。
洗濯機の脇の棚板は、真ん中の蓋を開くと・・
アイロン台が姿を現します。
この他にも天井に物干し棒が付いていたり、浴室の暖房乾燥機(三乾王)を使ってランドリースペースになったりと、いたれりつくせりの家事室になっています。
最近は「洗濯流し」を入れたいというお客さんが増えています。
少し汚れの多い洗物を余洗いや漬け置きができる「洗濯流し」は通常、洗面化粧台の置かれるスペースを占拠してしまいます。
洗面化粧台を取るか、洗濯流しを取るか・・・
(それが問題だ・・・)
ボールの大きな洗面化粧台は、80年代、「朝シャン」用に提案され、それがそのまま引き継がれています。
それ以前は、歯磨きや洗顔がメインで、それほど大きなボールは要らなかったのですが、浴室でシャンプーしなくても洗面室で済ませたいという若者のために提案されていたようです。
ドレッサー自体は寝室等に設置される本格的なものが化粧用に売り出されていましたが、それよりもボールの大きな化粧台のほうが普及しました。
「朝シャン」自体が死語になり、どちらかというと「朝シャワー」になっている時代なので、洗面化粧台に朝シャンの要素を取り入れるのは時代遅れのような気がします。
どちらかというと、「洗濯の予備的機能」のほうが重要視されているような気がします。
TOTOの「ランドリードレッサー」は洗濯流しの機能をそろえた洗面化粧台として画期的でしたが、その継承機である「クリアZ」は、およそ洗濯流しのような機能も見当たらず、洗濯用というよりも洗面のほうが主流となってしまっています。
現在で、ランドリードレッサーのような洗面器が見当たらないのが残念です・・・
余洗いや漬け置き、洗濯板による洗い物ができる機能を得るには、やはり本格的な「洗濯流し」を導入するしかないようで、TOTOで復刻すれば意外と需要があるかも知れません。
洗面化粧台は隠し扉を付けて、廊下に設置しました。
普段は扉を閉めて、化粧台を隠します。
もう一つの可能性としては、「介護用汚物洗い」としての洗濯流しも考えられます。
高齢者用住宅や介護用住宅では、オムツ等の汚物流しの機能が必要不可欠になってきます。
将来的なことを考えて、バリアフリー+介護用の要素も取り入れておくのも、一つの方法だと思います。
ただし、「洗顔・歯磨き」の機能は分離したほうがいいと思います。廊下に洗面台置くか、並列で別の洗面器を置くかの処理になるでしょう。
YAMAHAでこんな洗面台がありました・・・
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