午前中は雨。午後からは晴れ間が広がっています。
こういう日は、雨のときに加工。晴れたら外部というふうに、その場その場の対応が工事の捗りを左右します。
宮本町M邸では、外部の羽目板貼りが進行中。
玄関先の様子。
雁木屋根とポーチが一体となっています。
玄関サッシは取り付いているので、
鍵が閉められるので、防犯上も安心です。
最近は、工事現場を荒らす盗難が多いとか・・
雁木
本格的な木組みがお出迎え。
水平力には通し貫にて対応します。
雁木部分の柱廻り
通し貫の技法で、金物を使わないでスッキリと魅せています。
柱の根固め部分
土台を柱に差し込んで落とし込み、
土台をアンカーボルトにて固定しています。
土台の下には基礎パッキンを挿入しています。
通常、基礎パッキンは床下の通気を確保するために使用しますが、私の場合は、単に基礎と土台の間に水が溜まらないだけのために使用しています。
こうすることで、基礎と土台の縁が切れ、水を有効に切ることができ、土台の腐れを防止します。
柱の下も同様にパッキンを入れています。
最終的には、土台と柱は塗装して表しにします。
雁木は、柱が見えたほうが格好いいし、「雁木」って感じがします。
それには、木を水からどうやって守るかというための工夫をしなければなりません。
これを怠ると耐久性に欠ける構造になってしまいます。
道路側から見た全景
雁木越しに見る建物の全体像のアングルが一番いい感じです。
「かっちょえ~わ・・・」
北側から見た全景
下屋が長く伸び、どっしりとした感じが出ています。
いままで、既存建物があったので全体像が分かりにくかったのでしょうが、
できてみると「こういう感じか・・・」というところ。
この形になるまでが長かった・・・
杉の羽目板を貼り始めました。
下屋の面にも羽目板を貼っています
ほぼ終了しました。
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