住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

収穫

2009-07-22 14:28:29 | 
 
瓢箪(ヒョウタン)です!!

つい声を大にして言いたくなる姿です!収穫時期はまだまだ先ですが、いつか瓢箪スピーカー作ったらブログで紹介しますね。。
昨日、仕事を始める前の朝、畑に行ってきました。畑は私の実家、事務所からは車で20分位の距離。事務所で机に向かっていると煮詰まってしまう事があります。特に、7月に入り、毎日曜日に建築士免許取得学校の講師が始まり、毎年の事とは言え、年々厳しくなってくる試験に合格して欲しいとの思いからついつい熱が入り、疲労度も増しているのを感じます。そんな時、畑に行って素手で土をいじっていると気持ちが落ち着きます。何故でしょう~



久しぶりに行った畑は、作物と共に雑草も育ち放題!「おまえらを育てているつもりは無~い!」とばっかりに、がむしゃらに草むしりから始める。一段落したところ(写真左)。
こんなに鮮やかな赤だったら、緑の世界に迷ってもすぐに見つけ出せます!って何の事?(写真中)
”赤”つながりでひとつ。我家ではペットといえども甘くは無いです。今製作中の池がボウフラ天国に!そこでいつもは中庭にいる金魚が「強制ジプシー状態」です。食べ尽くしたら次の場所があるからね!(写真右)


そして午後からは、サーファーのお宅の見積チェック。
監督の和田くんに事務所に来てもらい打ち合わせ。おやつには収穫されたばかりの4種類あるトマトの山。おいしいおいしいといって食べてはくれたが、そもそもおやつとしては無理があったか?

おかげで頭の中もすっきり!さあバリバリいくゾ!!

=戸田晃建築設計事務所=


宇宙

2009-07-22 13:13:50 | 空庭
(7/22 10:32 空庭エリアにて)
7月22日 旧暦で昨日までの閏皐月(ウルウサツキ)が晦(ツゴモリ)、新月と共に水無月(ミナツキ)が始まる。そして皆既日食。

旧暦は月の満ち欠けを基に編み出された暦といわれ、新月(朔)の日が一日(ついたち)となり、満月を経て、次の新月までの平均29.53日がひと月という事になる。晦日とは晦(つごもる)で月隠る(月が隠れる)ところからでた言葉といわれ、一年を締めくくるのが大晦日。閏月は旧暦が太陽年に比べ誤差が発生する為、何年かにひと月補正したもの。

季節や行事を表す言葉は月と関係が深かったんだとあらためて思う。もしこの現代で、毎月、新月と共に新しい月を迎える生活だったらどんなだったろうと、雲の隙間から瞬間姿をみせた部分日食を見ながら思った。

空庭エリア(屋上テラス)に立ち、見上げる視線の向こうには”宇宙”が広がっていた。


=戸田晃建築設計事務所=