summer diary

日記らしきページ

真夏

2023年07月18日 | Weblog
 気温が38度~40度を超える真夏日が続く。 東北や秋田県などは大雨による災害の復旧作業が進められているが、一般市民の生活は厳しい状態だ。 特に水が復旧しないし、給水なども間に合っていない状況だと言う。 
私はまだこれまでの人生で洪水被害とか、土砂災害とか、台風などによる家屋の倒壊とか、道路などの崩壊などによる大きな危険や災害を経験していないので、実際には映像で見る状況を確認しても、それほど実感が沸かない事も事実だ。 
ただ、東海豪雨の時には会社までの道路が冠水して土砂が流れ込んで通行出来ない状態になり、2日間は通勤出来ない状態になった経験もある。 近くの橋が流されて破壊され、復旧までに1年以上も要した事もある。 
しかし、それも日常生活に支障が出るような物では無かったし、通行止めの道路も3日後には通常通りに通行は出来たので、それほどの影響も無かった。
毎年のように各地ではこうした自然災害で大きな被害を受ける事が続いている。 災害後の復旧作業は真夏のこの時期や、真冬の寒い時期に重なって、住民はもちろんだが、自衛隊や地元の業者、ボランティアなどの活動の妨げにもなっている。 
自然災害なので、誰のせいでもなく、こればかりは防ぐ事は難しい。 河川の氾濫や、橋桁の破損なども予想を超える雨量には勝ち目がないのである。
これは想定外と言ってしまえば簡単だが、こうした人間が考えるような予測などと言う物は所詮は不確かな望み程度にすぎない。 
特に日本の考え方は性善説に基づいて居る傾向が強く、想定自体に甘い点も多くあるだろう。 これは福島原発の事故を見る事でも知らされる。 
防波堤の高さなどもある意味では甘い想定や、曖昧なデーター、さらには、建設費用との関係もあるのだろう。 一般的な橋や堤防とは違って、最も危険な建設物を守る原発の防波堤ですら、想定を超えていた・・と言う言い訳である。 こうした点を考えても、日本の性善説に基づく事で甚大被害や、いい加減な法律なども多々あるのである。 

さて、今日は午前中に歯科医に定期検診に出かける。 歯はできる限り死ぬまで自分の歯を維持したい。 私は2本の歯を抜歯して、今は義歯を入れているが、やはり何かと面倒だし、堅い物を食べる時も少し気になる。 義歯の隙間に食べ物が挟まって違和感を感じる事もとても不快でもある。 
定期検診は3ヶ月毎に通っている。 毎日の歯磨きではどうしても歯垢が残る事があるので、定期検診で丁寧に取り除く事は必要?だろうと思って居る。 

今日はそれ以外は特に用事は無いが、歯医者の帰りには少し買い物に出かける。 午後はギターの練習をする。 次回の講座では最終日に発表する曲を決めないといけないが、デュオ曲は今回は人前で演奏するにはかなり無理があるので、相手にはその旨を伝えて、次回の講座まで延期して、今回はソロ曲で行きたいと私は思っているので、今は課題曲として練習している曲にする事に決めた。 ギターは本当に難しい。 この難しいと言う理由はいろいろあるけど、その中でもやはり指で弦を押さえて音を出す楽器である事。 この弦を左指だけで押さえて、右指で弦を爪弾く楽器は弦楽器の特徴だ。
これは他の楽器に比較すると難しい点だろう。 ピアノのように鍵盤を左右の指を動かす楽器なら左右の指は鍵盤を叩く動きとしては同じである。 
それに比較すると、ギターは左と右の動きは全く別物で、綺麗に音を出す為には押弦をしっかり出来ないといけない。 これがかなり難しい。 指が届かないほどに離れている押弦もあるし、フレット間を大きく移動する動きも少なくない。 曲のテンポが速ければ当然だけど、移動する速度、位置、確実に、瞬時に弦を押さえる事が必要で、これは相当に難しい。 
ギターを初めてあら断念してギターを諦める人は少なくない。 特にセーハなどの左人差し指でフレット全体を押さえる押弦は旨く音が出せない人が多くいて、ここで断念する人はかなり居る。 
さらに、ハイフレットなどが多用されるような曲の押弦の音符(譜面)と指板の連動が出来ない人も多々居るだろう。 
指板と譜面の同期を瞬時に出来るまでには数年程度の経験が必要かもしれない。 単純に指板の音を覚えるだけでは無理で、実際にその押弦を実際の曲を弾く経験が無い限り、指が覚える事が出来ない。 指だけでは無く、音自体を記憶して、音だけでどの位置の音なのか・・・を把握出来るレベルになら無いと、譜面を即座に読み解く力は付かない。 
この譜面を読み解く力はもちろんだが、それを指が即座に押さえ、弾ける事がギターには必須条件となる。 
こうして考えると、やはりギターをある程度弾けるレベルになるためには、最低でも3年、中級から上級レベルになるには5年から8年程度はいろんな曲を弾く練習やいろんなテクニックを練習する経験が必要だろう。 
私は独学で2年程度、それから今は講座で講師に指導を受けてから1年近くになるが、まだまだ初心者レベルから中級の初期程度である。
今でもハイフレットの音の位置や譜面との同期が出来ていない。 曲を弾く時にハイフレットの音を毎回ローフレットの音と確認しながらどの位置なのか、どの弦のどの位置を使うのか・・。 そうした事を確認しながら曲を覚えるのである。 ようやく、ローフレットの音(5フレット程度まで)なら即座に弾けるようになったが、7フレットから高音位置の音を即座に弾けるには至らない。 でも、少しづつは弾けるようになってきているので、この先も練習を繰り返して、ローフレット同様にハイフレットでも譜面を読み解く事は出来る日が来るだろう。 私はギターは今後どんなに難しい曲でも諦めるつもりはないし、絶対に自分が思っているレベルまでは到達すると思っている。 
高齢になった私でもまだまだギターに関しては伸びしろもあるし、上達する事は可能だ。 
この先10年後ぐらいにはなんとか思って居る程度にはギターが弾けるようになって居たい。