コンサートとリサイタルの違いは? AIで質問すると、次の答えでした。
「コンサートとリサイタルはどちらも音楽を聴衆に聴かせるイベントですが、いくつかの違いがあります。
- コンサートは、通常、オーケストラやバンドなどの大人数で演奏するイベントです。一方、リサイタルは、通常、ソリストや小規模なアンサンブルで演奏するイベントです。
- コンサートは、通常、より多くの種類の音楽を演奏します。一方、リサイタルは、特定のジャンルの音楽に焦点を当てています。
- コンサートは、通常、より大きな会場で開催されます。一方、リサイタルは、通常、より小さな会場で開催されます。
コンサートとリサイタルはどちらも、音楽を聴衆に聴かせる素晴らしい方法です。どちらのイベントが自分に合っているかは、好みや興味によって異なります。」
なので、ギターソロなどの演奏はリサイタルと言うことになる、さらに、デュオからアンサンブルの4~5人程度の合奏もリサイタルと言うことだろう。
所謂、歌手とか、クラシック交響楽団とか、多くの楽器、多くの演奏家が一緒になって演奏する講演などはコンサートと言える。
さて、昨日はギターソロ演奏なので、リサイタルと言うことだろう。 名古屋の宗次ホールでの宮川春菜リサイタル。 午後13:30の開演で終わったのは15:30頃だった。 若い女性ギタリストの中で今最も人気があるギタリストだと思う。 彼女の容姿もとても綺麗でそれ自体でも魅力的だ。 身長も170センチ以上あり、すらりとした姿は女優同様にインパクトがある。
昨日も前半と後半には衣装替えもあり、衣装にも拘りもあるのだろう、後半はウエディングドレス的なデザインで、とても綺麗で輝いていた。 もちろん、ギター演奏は注目されているギタリストであることは裏切る事も無く、テクニック的にも、音楽的にも透明感のある音色、音の印象の付け方なども彼女の才能は間違い無いだろう。
昨年も同じ時期にこのホールでリサイタル(独奏)を観覧したが、その時に比較すると、選曲はちょっとわかり憎い点もあったが、今回は前から3列目の中央席だったので、ギターの生音が聞こえて、とても臨場感があった。
自由席なので、受付順に席を取れることもあり、昨日は開場時間前の3時間前に受付を済ませた。
開場までの時間に名古屋市内の楽器店でギターの試奏をしていた。 前にも書いているが、妻がギタークラブで練習する?かも?と言うことで、妻用のギターを探しているが、予算は10万円以内。ケースも含めて10万円以内で買えるギター(ケースはギグバックでもいい)を探している。
昨日は小平、アランフェス、Raymondの3本。 11万円程度の価格。
小平のギターの印象は音量はのも足りない。 弾きやすいネック形状や作りのい丁寧な所は良いと思ったが、スプルースの単板トップ材で、フレットはローズウッドか?黒色に塗装されているので、エボニーに見えるがそうではない。 見た目は黒色の指板なので、高級感はあるが、サイド、バックの合板との組み合わせは音色はちょっと物足りない。 アランフェスは小平と同じレベルだと思った。 この価格のアランフェスは中国生産製だが、作りも丁寧で綺麗だ。 弦高も低く設定されていて、弾きやすいネック形状だった。
音色や音量などは小平との差は感じない印象。 ケースはセミハードケース付属なので、同じ価格ならこちらを選択するだろう。
Raymondのギターはスペイン産である。 10万円強でメイドインスペイン。 これはトップ材はシダー、サイドバックはローズウッドの合板だろう。 ただし、3本の中では音量は一番良く、音色も奥行きを感じるレベルだった。 弾きやすいネック形状はとても良い印象。 軽量の樹脂製ハードケース付属でこの点もとても良いと思った。 ただし、ネックが若干順反りなのが少し気になる。 この3本の共通の印象は弦のテンションがとても柔らかいと思ったこと。 どのような弦を張っているかは分からなかったが、ノーマルテンション弦だとしても、私が今使用しているCordoba45limitedのテンションの半分程度じゃないかと思えるほどに柔らかく感じる。
ただし、その分は音量や音色のメリハリは劣ると思った。 やはり、弦のテンションは音色、音量に直結する要素だろう。 ただし、ギター自体の完成度が高いギター(高級ギター、20万円以上のギター)はテンションが柔らかくてもギターの鳴りはとても良い。
今回試奏した3本は全て弦のテンションは柔らかい事は評価出来るが、その見返りとして、音量や音色の明瞭な切れ、奥行きなどを犠牲にしているような気もする。 仮にハイテンション弦に張り替えて、どの程度の音色の変化が期待出来るだろう? と思うけど。
今回の試奏では10万円程度を費やして買いたいと思ったギターはあえて選ぶならRaymondのギターだろうと思った。 もちろん、買わないけど。
私が今回試奏してある程度買いたいと思ったギターはやはりCordobaF7、F7Pacoだろうと思った。 ただし、このギターのピックガード(ゴルペ板)は私は嬉しくないので、これは取り外したいと思うし、その方が音色や音量も良くなるだろうと想像出来る。
どちらも8万円台で買えるギターだし、Cordobaのギグバックはとても良いケースだから問題も無い。 今ネットではこのシダートップのPaco、スプルーストップのF7。 Cordobaのこの価格帯のギターは価格以上に音色や弾きやすさ、音量などを考慮すると購入しても失敗はないだろう。
以前にも私はCordobaのGKstudiolimitedを使用したいた経験もあるので、後悔はしないと思う。 GKシリーズはPUが装備されていて、やはりアンプを通して音を作り要素があるので、音量や音色も生音では少し不満もあるかもしれない。 今回はそうしたPUは全くいらないので、通常のギターを買いたい。