summer diary

日記らしきページ

ギターの話

2023年07月26日 | Weblog
 毎日ギターの話を書いている。 今は仕事もリタイヤして、週1回程度のバイト以外はほとんど家で過ごす日々を過ごしている。 フルで仕事をしていた時はギターを弾く時間が思うように作れない事が残念な気持ちもあり、なかなか上達出来ない事に焦りなどもあり、先を急いで練習曲もある意味ではどうしても難しい箇所の習熟度は無視して、次の曲、次の曲と進めていた。 
しかし、そうした練習はやはり本当の実力を身につけるにはあまり良いとは言えない事が実感した。 難度がある曲を練習してある程度弾けるようになるのはそれほど難しい事では無い。 九割程度まではおそらく中級から上級レベルの曲でもギター経験が浅くても弾けるようにはなる。 ただし、それがギターの上達とか技術的な実力には結びついていないのである。 曲を譜面を見なくても弾けるようにもなる。 しかし、それだけで次の曲を弾くときにどれほどの応用が出来るのか・・・。 もちろん、同じ運指やテンポなどがある場合にはその点は容易く出来るかもしれないが、基本的なギターを弾く事、音楽的な演奏をする事はそれほど簡単でもないし、運指も楽に抑えたり、フレット間の移動などをスムーズにより早く出来るようになるには簡単ではない。 
今は基礎的な曲(初級レベルの曲)を完璧に弾けるまで繰り返して弾いている。 限りなく、可能な限り楽に弾けるレベルに到達するまでは次の曲には進まない。 もちろん、1曲だけなら飽きてしまうので、3曲程度を同時に進行するし、時にはクラシック以外の曲を弾いたり、ギター講座の課題曲はしっかりと練習もする。 今は毎日最低でも2時間は弾いているし、何も用事が無い時なら4時間程度は弾く事が出来る。 
なので、以前のように先を急ぐ事は少なくなった。 それでも、どうしても上手く弾けない箇所もあるので、その箇所は繰り返して、繰り返して、何度も弾いている。 それでも、1ヶ月経過してもなかなか弾けない・・・。 だんだんと焦りも出てくるが、それでも諦める事はしない。 
ギターはそんなに簡単な楽器でもないし、普段の生活ではギターを弾くような指の動きは皆無なので、ギターを弾くための指の使い方、動き方、動かし方など、ギターを弾くために必要な指を作るにはそれなりの時間も経験も必須なのである。 
以前も書いたけど、10000時間の法則と言う物がある。 
AIに10000時間の法則を聞いてみたが、答えはとても良く分かるし、注意喚起もされていて、参考にはなるだろう。 以下が回答である。 
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1万時間の法則とは、ある分野でエキスパートになるためには、1万時間の練習が必要だという理論です。この理論は、スタンフォード大学の心理学者であるアンソニー・ダニエルズによって提唱されたものです。
ダニエルズは、1万時間の練習を積んだ人は、そうでない人に比べて、特定の分野において、圧倒的に高いパフォーマンスを発揮できることを、研究によって明らかにしました。例えば、チェスのグランドマスターになるには、1万時間以上の練習が必要であり、ピアニストになるには、2万時間以上の練習が必要であることがわかっています。
1万時間の法則は、誰でも努力すれば、エキスパートになれるという希望を与えてくれる理論です。しかし、この理論には、いくつかの注意点があります。
まず、1万時間の練習は、質の高い練習である必要があります。ただ漫然と練習をしても、効果はありません。効率的に練習をするために、明確な目標を立て、フィードバックを受けながら練習することが大切です。
また、1万時間の練習は、継続することが重要です。練習を途中で挫折してしまうと、効果は期待できません。目標を達成するために、モチベーションを維持しながら、練習を続けることが大切です。
1万時間の法則は、エキスパートになるためのひとつの指針です。この理論を参考に、質の高い練習を継続することで、目標を達成しましょう。

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特に注目は「1万時間の法則は、誰でも努力すれば、エキスパートになれるという希望を与えてくれる理論です。」
希望を与えてくれる理論・・・。 そう、あくまでも1万時間の法則は1万時間の練習、経験を重ねれば相応の実力が身につくと言うような保証では無い。 
特に、「チェスのグランドマスターになるには、1万時間以上の練習が必要であり、ピアニストになるには、2万時間以上の練習が必要」
2万時間・・・日に5時間練習するとして、1年356日毎日練習しても1825時間である。 これを10年間継続しても2万時間には満たないのである。 
仮に練習時間を日に2.5時間だったら、23年掛かる。 
プロレベルになるには少なくとも、アマチュアレベルの練習や趣味程度の練習では到底届かないレベルなのである。 
なので、私が仮に日に4時間の練習を継続しても、最低でも10年以上は必要になるし、さらにはある意味では独学程度(ギター講座で講師に教えてもらっていたとしても、ほとんどは独学レベル)の練習ではさらに倍以上の時間が必要になるだろう。 私はすでに高齢者の仲間になる年齢だ。 この先何年弾けるだろうか? さらに、若い人との差は指の動き、記憶、身体の対応力、柔らかさ、応用力なども劣るだろう。
なので、クラシックギターを本格的に再開してから3年半程度経過したが、今のように毎日弾けるようになってからはあだ半年程度。 この半年で確かにそれまでの3年間の経験よりも遙かに上達するスピードは上がった気もするが、逆に言えば、まだ半年程度の経験値でしかないとも言える。 
最近、右手の爪弾きの角度などを模索して練習している。 若いときの基礎的な形が本当に正解なのか? そうした疑問もあるし、いろんなギタリスト(クラシック以外など含めて)の手の動きや形なども参考にしながら、練習をしているが、やはり、それは個人的な個性もあるし、いろんな師事する講師やギタリストなどからの指導などもあるだろうが、やはり、個性(爪の形、身体の大きさ、指の大きさ、ギターとの相性、爪が無い指頭なのかなどなど)
を最大限に生かした奏法と言う物を確立する事だろう。
若い年齢なら癖を修正する事もそれほど難しい事も無いだろうが、私のようにある程度の年齢やそれまでの練習方法、弾き方を修正するにはさらに時間も経験も練習方法も見直す事になる。 
楽器を演奏する事、弾く事は単純に指先だけの動きではない。 身体全体の動きが連動しているので、右手の形を変えるだけでも、左手の動きにも影響するし、身体全体の動きにも影響するので、先日から右手の形を少し修正しているが、それだけも左指の動きにぎこちなさを感じたり、身体のどこかの箇所が無理をしているような感じもある。 
しかし、これも今後長く練習して、左手、右手、身体全体にもその形が浸透する事で、全体が同期してくるだろう。 
右手の形を修正する事は、和音などで、爪弾く指の組み合わせによってはバランスが取れない事で、音が揃わず、音が綺麗に出ない点を直したいと思って、いろいろと模索して今一番良いだろうと思う形を自分の物にするように努力している。 これはそんなに簡単な事では無い。
この形は私が若いときにクラシックギターを最初に習った時の指導時の形である。 爪弾きから指頭に切り替えた時から、この形が私には最も音色を綺麗に出す為の形だと実感している。 
これからも常にいろんな無駄を無くし、より良い形、より良い運指の形を追求する事はギターの向上に繋がる。 

さて、昨日も書いたけど、今回、新しいギターを購入した。 価格308000円。この価格はこれまで購入したギターの中で最高値のギターである。 
そして、今後もこれ以上の高額なギターは購入する事はないし、新しいギターを購入する事も無いだろう。 新しいギターの購入をしないとつい先月も書いたはずであるが、クラシックギター1本の売却をして、妻がギターを弾くかもしれないとの話もあり、手頃なギターを探していてのであるが、そうした中で、私がどうしても欲しいと思ったギターを見つけたので、今回はこれで最後だという思いで思い切って購入を決めた。 
仮にこのギターに愛着が失われても、嫌、そんな事を今は想定していないが、今後末永く、私が死ぬまではこのギターを使い切る事。 このギターを最大限に生かす弾き方や音を追求したいと思う。
今のギター同様に同じCordobaのギターの中でも現在では最上位機種のギターだ。 ただし、これまでの経験から、価格とギターの善し悪しは別物で、自分が求める物がどれほどそのギターの特性が持って居るか。 自分との相性がどの程度マッチするのか・・・。 もちろん、2~3万円程度のギターとは比べるまでもないが、一定の音色や材料を使用したギターとの差異を実感するには、ギターの経験や音を聞き分ける能力や、自分が求めている音色や弾きやすさやその他の要素などがそのギターの善し悪しを決めるのであろう。 
これまでの経験から、ショップで試奏しても決してそのギターの善し悪しは分からない。 何度書いているが、最低でも数ヶ月、数年間使用しないと自分が求めているギターであるのか、自分に合っているのか、相性が良いのかなどは分からないのである。 
今使用しているギターは今は私に最も相性が良いと思うし、私が思っている音を奏でている。 なので、今のギターは生涯私のメインギターだろう。 
今回購入したギターがそれと同じ、それ以上の私との相性の良さ、私が求めているギターであって欲しい。 
今のギターも試奏もしないし、実際に現物を見て買った物でもない。 ネットで見つけて即購入を決めた物だ。 
新しく買ったギターもネットで見つけたギターである。 何が購入の決め手になったか・・・。 これはギターの木目やデザインなどがとても素敵だと言うこと。 少なくとも、そのルックスを嫌いになる要素は無いだろう。 見ているだけでも幸せ感を得る事が出来る物はそんなに多くは無い。
そうした自分が良い、魅力的だと思うデザインや全体の形などには何か自分との相性の良さを感じる。 これは車を選ぶ時や服を選ぶ時や、その他の物で同じだけど、気に入った物を長く大切に使う事は当然のことだろう。 
どんなに音色が良く、弾きやすくても、そのルックスが気に入らない物を長く使用する事はない。 どこかでその物に対する愛着は失われる。 
これまでのギターで結果的に売却する事になったギターはやはりどこかで違和感や不満な要素が含まれている物だ。 
これはそのギターがありふれているデザインだったり、ありふれた音色だったり・・・。 ただし、レスポールやフルアコやアコギなどはその使用頻度のあるが、やはりよく考えるとどこかに不満があった事は確かである。 
さて、長く書いたので、そろそろギターの練習をしたいと思う。