すずか*ぜ便り

季節の花や風景、美味しいものなど、日々の暮らしで見つけたものを気ままに撮っています。

初めての東京芸術劇場

2016-08-03 | 観劇&映画のこと





先日
『マイ・フェア・レディ』を観劇するため
池袋の「東京芸術劇場」を訪れました。

私にとっては初めての劇場。
池袋に劇場があることすら知りませんでした。

なかなか立派な劇場ですね。

建物好きとしては
外観の撮影もしたかったのですが、
池袋駅の地下通路から直結の劇場ですから
一歩も外に出ることなく観劇、
終演後も地下通路から池袋東武へとなって
結局外観を見ることなく終わりました。

機会があれば、ということで
今回は中の写真だけですが・・・





とても開放的なロビーです。









『マイ・フェア・レディ』は「プレイハウス」で上演。





「プレイハウス」に入ると
お花がずらりと並ぶいつもの光景。

ヒギンズ教授の母役・高橋恵子さんへのお花が
別格的にコーナーとなっていました。

高島礼子さんのお名前が見えるけど、
自身が大変な時期なのにお花を贈られて・・・
とお人柄がわかる気がしましたよ。





ゆうちゃんへは
『恋と音楽』3作で共演した
SMAPの吾郎ちゃんからも。

ほとんどが胡蝶蘭の中で
真っ赤なお花が超目立ってましたね~。


さて、今回の『マイ・フェア・レディ』。

メインキャストは
イライザ:霧矢大夢(きりやひろむ)・真飛聖(まとぶせい)
ヒギンズ:寺脇康文
ピッカリング大佐:田山涼成
ドゥーリトル(イライザの父):松尾貴史
ピアス夫人:寿ひずる
は前回と同じ。

ヒギンズ教授の母役が
江波杏子さんから高橋恵子さんへ、
イライザへ想いを寄せるフレディ役が
平方元基くんから水田航生くんへ変わりました。


今回一番違ったのは
私のほう。
なんと、最前列席でした~!

寺脇さんヒギンズが動くと
整髪料の香りがふわーっと漂ってきて
持っていかれそうになるし(笑)。
もちろん
ゆうちゃんイライザの表情(変顔?)もばっちり見えて。

これほどの至近距離での観劇は
もうないかもしれない幸運。

下町の花売り娘が美しい貴婦人へ変貌を遂げるという
シンデレラストーリーと
美しいゆうちゃんが何倍にも楽しめた
本当に幸せな時間でした。
首は疲れましたけど。

相変わらず肌美人のゆうちゃんはほっぺがツヤツヤ。
とってもチャーミングなイライザだし、
歌声がのびやかで
進化していたのが嬉しかったなぁ。

歌の進化は松尾さんも、でした。

寺脇さんと田山さんの歌はあまり変わってなかったかも(笑)


寺脇さんといえば
ヒギンズはこんな人だったっけ?
というくらいおとな気ないヒギンズで、
イライザをからかったり、いじめたりするシーンは
好きな子をいじめる小学生か!?みたいな。

そんなヒギンズを演じる寺脇さん、
とってもイキイキと楽しそうでした


やっぱり観ていて幸せな気持ちになれる舞台はいいですよね~。





舞台の模型が飾られていました。
(左のパブ?から
毎度飲んだくれたドゥーリトルが出てきます)

(池袋・「東京芸術劇場」にて)



31日の日曜日、
花組『ミー&マイガール』東京千秋楽を
映画館のライブビューイングで見てきました。

ミーマイもシンデレラストーリーです。
ヒロイン・サリーが貴婦人になるべく指導を受けたのも
ヒギンズ教授とは知らなかった~。

下町の住民であるサリーが
白いドレス姿の貴婦人となって登場するのは
まるで『マイ・フェア・レディ』。
でも違うのはヒロインの美しさ?
(花乃まりあちゃん、ごめんなさい~)

ゆうちゃんがトップ時代、
ビルを演じたことがあったのだけど、
梅田だったので観ることができませんでした。

さよならショーで1シーンだけ。
いまさらですが、見たかったなぁ・・・

ともあれ、
ほぼ同じ時期に
シンデレラストーリー2つを観ることができて幸せでした。


花組今公演で退団の(鳳)真由ピーちゃん、
ミーマイでのパーチェスター弁護士、最高でした!

長らく花組を支え、盛りたててくれてありがとう。
お疲れさまでした。

また一人ゆうちゃんトップ時代の下級生が退団。
寂しくなりますね・・・