巴波(うずま)川で繰り広げられる‘江戸絵巻’。
第1幕は、川沿いの小路での花魁道中でした。
第2幕の舞台は川。
花魁一行は舟に乗っての道中です。
先頭を行く歌麿舟。
ミス何とか的なお嬢さんたちが同舟。
(すみません、紹介ナレーションは耳を素通り)
続く代官舟。
お代官(市長)は今年もご満悦~。
(右の青い着物の女性は
お茶屋の女将)
一段と華やかな花魁舟がやってきましたよ。
やっぱり絵になる~。
第1幕は「歩き」と「ご挨拶」があり
緊張した面持ちの巴波(うずま)太夫でしたが、
舟の上では緊張が取れ、
だいぶ表情が和らいでいます。
第2幕は
栃木にやって来た歌麿たちが
豪商や代官とともに栃木の街づくりを考える、
というストーリー仕立てになっていて
船行の間、
声優さんたちが本人に成り代わり語っています。
いつもの演出なのですが、
今年はやけに長く感じました。
語りの間、
3舟は1幕の道中スタート地点(船行の折り返し地点)あたりに
ずっと待機状態のままだったんです。
中ほどにいた私は花魁の後姿しか見えず、
写真を撮ることもできない、
かといって最前列を離れるわけにもいかず、
本当に手持ち無沙汰な時間を過ごしました。
後姿の一行が遥か遠くにしか見えない、
終点近くにいた人たちはもっと気の毒でしたよね。
花魁たちも
観衆の視線が注がれている中での待機は
困ったんじゃないかなぁ。
気まずい時間を長くしてしまった
演出の失敗でしょうね~。
ようやく花魁たちが戻ってきて
撮影再開となりますが、
待ち時間が長すぎて
意欲がダウンしたせいか
同じような写真ばかりになってしまいました
第2部に期待しましょう。
(栃木市・巴波川沿いにて)