‘ぶっつけ’と
手古舞ガールズの撮影に熱中しているうちに
陽は傾き、空がほんのり焼けてきました。
祭りの場がほの暗くなり
外灯や提灯に灯りが入ると
私が一番好きな時間がやってきます。
活気のあるお祭りのはずなのに
山車の巡行が
なぜか哀愁を帯びてくるのです。
あちらもこちらも
カメラを向け続けたいのですが、
この辺で・・・
ちなみに
この後、休憩をはさんで夜の巡行が始まります。
山車が提灯の灯りに浮かび上がって
昼間とは違う幽玄なムードが素敵なんですよ。
近年、祭りを担う町内の住人がだんだん少なくなり
負担が重くなっているという話も聞きますが、
できるだけ永く続いてほしい祭りですね。
(栃木市・「とちぎ秋まつり」蔵の街大通りにて)
先日、
日本の「山・鉾・屋台行事」が
「ユネスコ無形文化遺産」に登録されることが決まりました。
残念ながら
国の重要無形文化財に指定されていない地元のこの祭りは対象外。
お隣鹿沼市の今宮神社祭(ぶっつけ秋祭り)が(登録リストに)入っています。
確かに鹿沼の彫刻屋台は素晴らしく
屋台の屋根に人が乗ったりして
ぶっつけの迫力は鹿沼のほうがありそうです。
同じ県内、お隣の市に住む者としては
喜ばしいニュースでした。
でも、ちょっと悔しかったりして