すずか*ぜ便り

季節の花や風景、美味しいものなど、日々の暮らしで見つけたものを気ままに撮っています。

今だから鬼怒川の旅へ・7 ~SL「大樹」を楽しむ

2017-11-23 | 旅は楽し





一人旅を決行するにあたり、
いくつか候補を考えた中で、
今行くならここしかない、
と決めたのが鬼怒川温泉でした。

鬼怒川線沿線地域で約58年ぶりにSLが復活。
8月より運行開始した「大樹」の雄姿を見たかったのです。





ホームに行くと、
出発を待つ「大樹」の姿がありました。









SLを目の前にすると
俄然撮り鉄子ちゃんになってしまうわけですが、
見所はどこなのかわからないままのとりあえず写真





煙を大きく吐き出し
さあ、いよいよ出発。





後ろ姿を見送り、
第2ラウンドの時間待ちへ。

再び駅に戻ってくると、
外にはたくさんの見物客が集まっています。





そう、私の第2ラウンドは
駅に到着した大樹が
転車台で方向転換をするのを見ること。





ぐる~っと、ぐる~っと
ゆっくり回り、
途中記念写真タイムで
止まってくれたりして、





向きが変わりました。

機関士さんたちも
盛り上げに一役買っていますね~。





(上より
鬼怒川温泉駅舎。‘鬼怒太’を入れて。
駅内は「大樹」一色。
隣のホームに新型特急「リバティ」が入ってきました)


ちなみに
「大樹」とは、将軍の尊称で、
世界一の高さを誇る東京スカイツリーのように
力強く、大きく育って欲しいとの思いが込められた名前。

「大樹」のヘッドマークは
徳川家の家紋‘三つ葉葵’と
SLの三つの動輪からデザインされました。

「大樹」は東武鉄道が運行させていますが、
蒸気機関車はJR北海道からなど車両関係はJR各社から、
転車台もJR西日本から、と
それぞれ貸与、譲渡されたもの。

また機関士等の養成も
すでにSLを運行させている各鉄道事業者の協力があったなど
たくさんの方々が関わり、
尽力があってなされたSL復活と聞きました。

地域の活性化という期待を担い、
本当に大きく育って
多くの人を日光へ、
そして鬼怒川温泉へと誘うSLとなってくれるといいですね。

機会がありましたら、
「大樹」を見に、
乗りにお出かけください。





<9月中旬 鬼怒川温泉駅にて>



今回の一人旅、
復活したSLも見ることができ、
宿も鬼怒川も大いに楽しみ、
充実した旅となりました。

楽しすぎて
(たぶん来年になりますが)
次はどこにしよう、と
今からワクワクしています。