今年は戌年ですが、
すみません、猫のお話です。
猫ブームが続いていて
猫好きの方は多いと思います。
私も猫は大好きです。
で、
地元美術館で開催の「アートになった猫たち」展が
ずっと気になっていたのですが、
昨年末、
地元の灯りイベントに行った際
近くなので寄ってみました。
このブログでも何度か登場している「蔵の街美術館」。
実際に使われていた三棟続きの蔵を利用しています。
こじんまりした美術館ですから
展示数はそう多くないものの、
興味深い企画展も多く
何よりワンコインで気軽にアートを楽しめ
大助かりです。
さて。
浮世絵を中心に
様々なアート作品に登場している猫たちに焦点を当てたこの展示。
たくさんの猫が見られて
猫好きにはたまりません。
思ってもみなかった
八代亜紀さんの絵も展示されていて
それがまたとっても可愛いのです。
絵がお上手、ということは知っていましたが、
本格的な絵でびっくりしました。
(興味のある方はこちらもどうぞ)
今月16日から始まる次回の特別企画展
「描かれた女たち 女性像にみるフォルム/現実/夢」展も面白そう~。
<12月下旬 栃木市・「とちぎ蔵の街美術館」にて>
ちなみに。
蔵の街美術館は
江戸の浮世絵師・喜多川歌麿の肉筆画3点を収蔵しています。
今回もそのうち2点が展示されていました。
歌麿の肉筆画3点を所有するのは
世界で我が市だけとか。
なぜ我が市に歌麿の肉筆画が?
歌麿は地元の豪商と交流があり、
その商家に滞在中にそれらの肉筆画と
大作の肉筆画3点を描きました。
近年地元から肉筆画3点が見つかったというわけ。
残念ながら
大作3点はほかの美術館所有ですが、
高精細複製画は時々展示されます。
今回市役所で展示されていたので
ついでに寄りました。
(撮影は市役所の明るすぎる電灯が写り込んで断念
)
超有名浮世絵師・歌麿が
江戸から遠く離れた我が地元で
素晴らしい大作を描いたという事実に
非常に歴史ロマンを感じます。