日本野鳥の会/神奈川支部が主催します高麗山(こまやま)探鳥会へいってきました。
いつものように7:30 大磯 高来神社に集合。
シメやアオジなど前回同様、スタート前に色々な鳥を観察。
スタートすぐに神社境内でクロジ(雌)発見! 幸先のいいスタートでした。
3月はレンジャクに期待して、キヅタがたくさん生えているコースを探鳥。
「キヅタ」とは、常緑性で冬でも葉が見られるのでフユヅタ(冬蔦)とも言います。
キヅタの実
レンジャクはヤドリギの実好きで有名ですが、この場所ではこの実を群れで食べに来ます。
他にピラカンサ、ナナカマド、ヤブランなどの実も食べます。
アオゲラ
途中にシメ、ツグミ、シロハラ、ジョウビタキ・・・等の冬鳥を確認。
今シーズンはこれが見納めでしょうか。
■TOPICS
高麗山探鳥会(こまたん)では、初心者の方から上級者の方まで、親切にいろいろと教えていただけますが、今回は「レンジャクの特徴や識別」について、教えていただきました。
・主翼(初列風切)の白斑で幼鳥か成鳥を識別。 白点:幼鳥、白レ点:成鳥
・下尾筒の色 鮮明赤色:雄、赤茶色:雌 (キレンジャクは橙褐色)、
・ヒレンジャクの場合、尾羽の赤色帯の長さ 雌は雄の1/3程の幅 等々
また、 蝋のように硬いワックスウイングの有無など (有)キレンジャク、(無)ヒレンジャク
今回も勉強になりました。ありがとうございました。
[確認した鳥]
キジバト、トビ、ノスリ、コゲラ、アオゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、アオジ、クロジ、カワラヒワ、エナガ、ヤマガラ、シジュウガラ、メジロ、ウグイス、シメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ガビチョウ など