小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

3/25(土)千葉・銚子

2017-03-29 | 野鳥 千葉探鳥地

今年も少し時期は遅いですが銚子へ行ってきました。

「カモメ」は苦手という声をよく耳にしますが、一般種だけでも識別できると楽しくなりますよ!

最初に銚子で一番多く見られるカモメについて紹介します。

 

■カモメの識別ポイントについて

識別のポイントは「大型(60cm)」、「中型(45cm)」、「小型(30~40cm)」に大分されます。

大型カモメは「足の色」 「嘴の色」 「上面(背中)の色」 「初列翼先端の色」 「尾羽」等で判別します。

 

 

大きさは「60cm」(カラスより大きい)、

足の色は「ピンク色」  

ピンク色は大型カモメの特徴で、一番わかり易い識別ポイントです。 

上面(背中)は、中程度の灰色「青灰色」、

初列翼先端の色は「黒色」

これらは、セグロカモメ/Vega Gullです。

セグロカモメ/Vega Gull(成鳥)

大きさは60cm以上、足はピンク色、上面は青灰色、初列翼先端は黒色 

 

 

オオセグロカモメ/Slaty-Backed Gull(成鳥冬羽)

大きさは60cm以上、足はピンク色、上面が濃い灰黒色、初列翼先端は黒色

 

大きさ、足の色、初列翼先端の色はセグロカモメと同じですが、

違いは上面(背中)が、濃い灰色であるところです。

 

(左)オオセグロカモメ/Slaty-Backed Gull、(右)セグロカモメ/Vega Gull 上面(背中)の色の違いを比べてみてください。

 

 

冬期の銚子(漁港)は、各地から「カモメ」たちが集結、その種類、数ともに世界的に有名です。

はじめての方は、識別ができる方に同行されるのがいいと思います。

ぜひチャレンジしてみてください!