《 集団メタ認知能力を育てよう 》
「メタ認知」という言葉がある。
自分の学び(思考・知覚・行動等)を自分で客観的にとらえることである。
自分で行う学びの振り返りは、このメタ認知に当たる。
学級集団で学びのメタ認知能力を育成している学校がある。
上の写真は、研究授業に生徒が参観しているところである。
他の学級の教科委員などが、学びの様子を見て、レポートにまとめるのである。
そこには、授業への積極性や、意見に対する反応、姿勢など、よい面を中心に記録し、自分の学級に取り入れようとしている。
こうした能力は、集団自習力も育っていく。
下の写真は、自習中の学級の様子である。係生徒が、まるで教師のように集団自習を進めている。
後ろには、他学級の係生徒が、この学級の自習の姿から学ぼうとしている。
こうした活動が、学級、学年、学校の学びを作っていく。